前説が長くなりましたが、いよいよ中国の権力者たちチャイナ・ファイブを順番に四柱推命で斬っていきます。
尚チャイナ・ファイブ(中国の5人)と言う言葉は、私の造語で、習近平、江沢民、胡錦濤、李克強、王岐山のことです。
要は、この5人の動きを、ウォッチしていれば、「中国の動く方向」が読めると判断し、選抜した5人です。
≪中国共産党帝国最後の皇帝にして、愚帝≫
★能力・資質・人格を疑われる「ラストエンペラー」
前説で、資料として、使った宇田川敬介氏の「本当は共産党が嫌いな中国人」によりますと。
①共産党幹部から、嫌われ
②人民解放軍から嫌われ
③人民達からも嫌われ
13億総スカン状態です(笑)その嫌われる理由とは、
①共産党幹部の習の人物評
(1)頭が悪い(2)プライドが高い(3)人の意見に耳を傾けない(4)何の実績もないのに出世した
共産党幹部とは「第2世代」と呼ばれる次の「権力者候補」です。
宇田川氏のインタビューでは、発言者は全て匿名です。それも仕方無いでしょう。
「習近平批判」はばれたら即「粛清」です。「余命真理教」そっくりですね(笑)
★習近平は、最高権力者になる前に、福建省知事(台湾の対岸)上海市長を務めましたが、なんら実績を残せませんでした。
「なんであいつが国家主席になるんだよ(怒)」と言う本音でしょう。中には「あいつに国の行く末は任せられない」とまで言う幹部もいました。
★人民解放軍幹部から嫌われているのはわかります。「腐敗追放運動(贅沢禁止令)」で、軍幹部を摘発しまくったからです。
≪既に2度もあった習近平暗殺未遂事件≫
元読売新聞中国総局長の加藤隆則氏の「習近平暗殺計画」文藝春秋社にそう明言しています。
そのうち一回は、実行犯とみなされたのは、人民解放軍幹部で、その後不審死しています。
加藤氏のスクープは「物証に乏しい」として、読売新聞の上層部から、握りつぶされたそうですが、私は加藤氏のスクープは
正しかったと思います。何故なら、四柱推命で、「暗殺の暗示」がはっきり出ているからです。
習は、今も「暗殺の恐怖」におののいていることでしょう。
人民達、主に農民ですが、習の出身地の農民たちは、「習を「村の英雄」とは思ってない」そうです。
要するに「太子党、いいとこのお坊ちゃんだから出世しただけだ」と言っています。
≪未だに「軍の掌握」はできていない≫
これは、アメリカ在住の天安門事件の「民主化運動家」の陳破空氏の情報ですが、人民解放軍の中枢幹部を掌握しているのは
前国家主席の胡錦濤だそうです。暗殺もそうですが、いつクーデターが起きてもおかしくない状況だそうです。
中国の最高権力者にとって、「人民解放軍の掌握(いう事を聞かせる)」のは、相当難しいことのようで、
それができた最高権力者は鄧小平が最後です。彼は軍を指揮して、「中越戦争(対ベトナム)」を起こしています。
≪脆弱な権力基盤≫
★人望が無い、そして何よりも「人民解放軍を掌握できていない」これは恐ろしいことです。
ガタイがでかく、周囲に威圧感を与える習も例えてみれば「竹馬に乗ったガンダム」と言うところでしょうか?
≪2018年中国共産党帝国の崩壊≫
いずれにせよ、この人で、中国共産党は死滅し「中華人民共和国」と言う国家は、地図上から消えるでしょう。
その詳細なシナリオについては、後日「伏見顕正の政経塾」で述べたいと思います。
それでは、命式を見ていきましょう。
習近平
1953年6月15日生まれ(63歳)
上 中 下 宿命星 十二運 吉凶星
年柱 癸 巳 庚 偏官 正財 帝旺
月柱 戊 午 丙 傷官 劫財 建禄 月徳貴人 咸池(2個)
日柱 丁 酉 辛 偏財 長生 天乙貴人 文昌貴人 隔角
時柱 丙 午 丁 劫財 比肩 建禄 月徳貴人 咸池(2個)
【特記事項】辰巳空亡なので、年柱が空亡している。
【総合所見】
①厳しい年が続き、もって2018年が限界
①については
年柱が空亡しているので、生家からの援助を受けにくいです。この空亡の為に天乙貴人が死んでしまいました。
これは、当たっていますね。習の父親の習仲勲は、毛沢東とともに革命戦争を戦った功労者ですが
習と違って、正義感の強い硬骨漢であったために、毛沢東に嫌われて、失脚し、文化大革命の時に、一族全員が「下放(かほう)」されました。
「下放」とは、農村に追放することです。失脚した父の元、習は、少年時代にそれなりの苦労をしたそうです。
従って、年柱の宿命星、十二運ともに全て死んでいます。
しかし、年柱の十二運に建禄が有ります。身旺の禄格(ろっかく)です。少年時代に多少の苦労は有ったにせよ、結局は「太子党(革命功労者の子弟)」という事で
運よく出世しました。月徳貴人が2個あります。
≪驚くべき性豪≫
性欲の星、咸池が4個もあります。こんな命式見たことありません。「性欲日本一(咸池2個)」だった正田富美も真っ青です(笑)
加えて、2個の丙と一個の辛が、二重に干合します。水化する。威制の合で、性欲の塊です。
香港の「銅羅湾(どらわん)書店」が、かつて、発行した「習近平とその愛人たち」では8人の愛人がいると暴露されていました。
その中には、お約束の女子アナ、元福建省テレビの夢雪もいました。習は大金をはたいて、この暴露本の版権を買い取り、その後の流通を止めたそうです。
2個の劫財と1個の偏財が二重干合します。二重人格性は薄れるでしょう。比肩が有るのでK・Yです。隔角が有るので、自分の考えが周囲に理解されず孤立するでしょう。
今の習の現状を現しています。
彼の二十八宿は星宿です。星宿の人は傍流を歩く人が多く、最高権力者になったのが間違いだったのでしょう。器に非ずと言ったところでしょうか。
昨年からの年運を見ていきましょう。
2015年 乙未 偏印・・・・悩みぬいた一年でした。
イギリスを訪問しましたが、エリザベス女王からは、手袋をして、握手され「庶民扱い」されました。
オバマと米中首脳会談をやりましたが結局失敗に終わりました。
2016年 丙申 劫財・・・疲れ切る年です。
習さん疲れ切っていることでしょう。鳴り物入りで始めたAIIB(アジアインフラ投資銀行)は失敗に終わりました。
株式市場も大暴落しました。今年は羊刃が2個来ます。今年も暗殺される恐れが有ります。
2017年 丁酉 比肩・・疲れは取れて元気になるでしょう。
★2018年 戊戌 傷官・・・けじめをつけられる厳しい年です。この年も羊刃が2個来ます。暗殺の恐れ大です。
私が「中華人民共和国の滅亡」を予言するのはこの年が根拠です。
大運を見てみましょう
53歳~63歳 壬子―正官―絶・・・大運はともかく十二運が「絶」で最弱です。
63歳~73歳 辛亥―偏財―胎・・・同じく十二運が弱いです。
*写真は習近平の妻で歌手の彭麗媛
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