加藤の戦略
加藤はマスメディアやウェブサイトなどを通じて世論に訴える戦術を採り、広く公衆の関心を集めた。
不信任案提出当日の夜は、特集番組を放送したニュース番組等は軒並み高視聴率を記録し、タクシー・居酒屋・銭湯などは、
利用者が通常日に比べ激減するほど、世間の関心を集めた。なお、加藤自身は書籍物における2ちゃんねる関連の記事などで
2ちゃんねらーであることを公言している。
加藤は、加藤派の一部の離脱は予想の範囲内であったが、不信任案を通す人数までは切り崩されることはほとんど無いと高をくくっていた。
マスコミ・世間は不信任案否決に至っても加藤が自民党を離脱し民主党に与すると当然思ったが、加藤は自民党に残って
あくまでも自民党の中で改革を狙うと主張した。2000年当時、自民党を離脱した過去の様々な勢力はどれも一過性なもので、
時機が過ぎれば自民党在籍時より政界影響力が小さくなっていたこと(例:新自由クラブ)も、加藤の念頭にはあった。
★この見込みが甘かったのだ、内閣不信任案を出して「離党」する覚悟が無ければ政界と国民に気迫は伝わらない。
加藤の発言
意思表明時
「森首相に内閣改造はやらせない。」
11月9日夜、虎ノ門のホテルオークラ東京内日本料理屋「山里」での政治評論家(渡邉恒雄、早坂茂三、中村慶一郎、
三宅久之、屋山太郎ら中曽根派に強い面子)たちとの会合で、内閣改造の話が出た際に倒閣を宣言。この発言から加藤の乱が始まった。
中村が内閣官房参与であったため、加藤の倒閣宣言はすぐに中村から森首相に伝わった。
★「裏切り者」の発生を読み込んでいない。
乱発生後
「私の携帯には菅さんの電話番号が入ってます」
盛んに菅直人や鳩山由紀夫との密接な関係をマスコミにアピールしていた。
★こういう、事前の情報戦や、印象操作が、竹下派に手の内を読まれ、直後の「宏池会切り崩し工作」に会う。
小泉純一郎の裏切り
小泉は衆議院本会議場でこの件について相談を加藤から受けている。加藤は小泉の支持(少なくとも個人的支持)は得たと楽観的に解釈した。
評論家たちとの夜の会合の後に、マスコミが「加藤決起か!?」と伝えた際に小泉が本人に確認し「加藤は本気だ」と述べたところから、
加藤の決起が本物だということが一気に認知された。
小泉は加藤が本気だと知るや森首相の出身派閥である森派の会長に就いていた立場から、マスコミや野中ら党内実力者に
「加藤が不信任案に賛成する」と積極的に情報を流し、政策的に対立してきた野中ら党内実力者と連携して加藤派や山崎派、
加藤に近い若手らを説得する役割に回り、不信任案に反対した。
★私は当時TVを見ながら、朝鮮人の小泉は必ず裏切るだろうと予想していたが不幸にもその通りになった。
【教訓】大事なプロジェクトや、大勝負に出るときは、メンバーに朝鮮人や部落民は絶対に入れないこと。必ず裏切り、寝返り、内通するから。
実際に因果はめくりめくでで、数年後小泉は、重要閣僚で優遇した麻生同和太郎にまんまと後ろから斬られることになる(笑)
*森喜朗元総理の若いころ。朝鮮顔ですね。在日の好む通名には「森」が多い。
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