伏見様及び読者の皆様:
片目のダヤンです。私は現在、専門商社の貿易顧問業の傍ら、女子高生と男子高生並びに年配の女性に勉強を教えています。
前者の学生が受験数学と受験英語で、後者の女性が英語それもTOEIC受験対策。
実は、この女性の方。質問があると、時間帯を問わず私のPCにメールを入れてくる方。
それも深夜の2時とか3時。それを出来るだけ、早く回答するようにしています。
そんな訳で、読者様の(Ritchさん)からのご質問。先ず、タネ明かしをするとこれは、
題名を忘れたロジャー・ムーア出演の映画007のパクリです。飛行機のビジネスクラスに鎮座している007は、CAにこう尋ねられます。
「何かお飲物は如何かしら?」(Would you like something to drink?)
「キミの唇と同じモノを」(Same color as you lip)
すると、CAは怪訝そうな顔つきでこう007に言い放ちます。
「アナタのことは全部、知っているわ。ボンド大佐。ジェームズ・ボンドでしょ?」
(I know everything about you. Bond, James Bond. Are You?)
でも、百戦練磨のボンド。これくらいでは、微動だしません。
「キミは人違いをしている。ボクはスーパー・ジェームス・ボンドだよ」
(You’re asking for the wrong person. Super Bond. I’m James Super Bond)
ご指摘の通り、文法上は(Same color as your lips)のほうが正しいと思います。
一方、日本人が学校で勉強した英文法をフツーに英米人は特に、口語表現や日常表現で誤った使用をします。
一例を挙げると、ピンクフロイドの歌詞で、「僕たちは勉強なんかしたくないし、僕たちに思想統制は要らない」。
一方、この表現をロジャー・ウォターズは、(We don’t need no education. We don’t need no thought control)と、記しています。
如何でしょうか?正に、文法上は「二重否定」で、完全に誤りです。従って、文法的には、(We need no education. We need no thought control)になります。
丁度、中学1年生の2学期に学習する現在完了で、(We never have not been to Tokyo)と同じことです。
でも、公に表記されてしまう。これは、日本語でも使っているウチに本来の意味とかけ離れている。
そんなところでは、ないでしょうか。上記が、読者の(Ritchさん)の氷解への第一歩になれば、この記載者望外の喜びです。では、片目のダヤン
【追記】:ロックを聴く時でも洋画を観る時でも、私は10代後半から20代後半に掛けて、こんな勉強方法を取りました。
最初は、言葉の「意味」を取ることがデキナかった箇所をメモ書きする。
二回目は、そのメモ書きを参考にしながら、「聞く」「見る」。最後の三回目は、メモ書きを見ずに「聞く」「見る」。
この効果は、ほとんど歌詞や台詞を覚えてしまうこと。
実に、使える勉強方法です。勿論、月謝要らずで、とても経済的な学習方法。
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