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Channel: 伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」
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【ダヤン氏寄稿】イギリス人から見た中国人と日本人の違いは?と読者様への回答

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伏見様及び読者の皆様:

片目のダヤンです。今回は、「イギリス人から観た中国と日本とは?と読者様への回答」をお届けします。

これには符箋があって、月に1~2回開催される取引先の社長との飲み会が延期(酒井和歌子似のカミサンが

TOEIC勉強のヤリ過ぎて、風邪を拗らしたとか)になって、私と同年代の女性(20年間以上に亘り英会話学校に通う「ツワモノ」)

の方と昨晩、日本橋付近の居酒屋で飲んでいました。

何処のオンナもオトコもそうですが。会社の上司がその場にいない場合は、必然的のその上司の悪口のオンパレードが出る。

「あの社長って、ブスの女性を差別するヒドイ男」一方、対峙している女性は、超ビミョーな容姿。好きになれば、何処となく美人に見えるけど。

逆のパターンだったら、率先して近寄りたくないタイプ。こんな時、バーと違って私は、日本酒をチビリ・チビリ飲んで、

専ら聞き役。女性は、かなりのハイペースでレモンサワーを飲んで、焼き鳥を齧っている。

そんな時、黒人の二人連れ男が隣のテーブルに来ました。「センセイ(私のこと)、アタシ英語で話しかけてみようかな?」

勿論、私は「ドーゾ」と言い、この女性が話す英語も初めてなので、聞きたくなった。「アナタ方お二人はアフリカ系の黒人ですか?」

(Are you all Black-Africans?) 咄嗟に、私は口に含んだ日本酒を吐き出しそうになってしまった。

この方、本当に英語を勉強している女性なのかしら?

万が一、日本人が海外でこう云われたら皆さんは、どうしますか?「アナタはアジア系の黄色人種ですか?」

(Are you Asian-Yellow Race?) 私だったら、無視するかそれとも店長を呼んで、客の暴言の審議を問い詰めるか

或いはソイツに対して罵詈雑言を吐くかの何れか。

女性の発言直後、私はこう彼等に言いました。「ツタナイ英語表現で申し訳ない。私にビール1本を奢らせてくれ」

(Sorry for a poor English expressions. I’ll buy you a bottle of beer) すると、彼等は気を取り直したのか、

自分達はジャマイカ系のイギリス人で、独立系の映像会社に勤務しており、中国の北京・上海の取材を終えて、

先週から東京に来ていると、語ってくれた。

その取材の映像は主に、東京の高層ビルディング群に吸い込まれる人間と工場で働く労働者の姿を追っているとか。

もっとも、このへんになると、女性は終始無言で、私の概略を聞くと、「そうなんだ。そうよね」を連発して、

自ら質問をする気配すらない。私は咄嗟に、20年間以上に亘り英会話学校にコツコツと上納した「カネ」をオトコに貢げば、

結婚もできたのにと言おうとして、彼等に次の質問をした。「日本と中国の一番の違いは何ですか?」

この回答で私は、気を良くして彼等にもう一本のビールを奢った。

「人工知能(を携えた)ロボットは素晴らしい。日本は10年以内に中国とアメリカを軽く凌駕する(これは工場内の話)」

「それと、こんなに良く組織化(well-organized)した国は日本しかないだろうし、兎に角、清潔の国」

これは、地下鉄や電車の緻密なダイヤからヒトがビルディングや工場に吸い込まれて行く姿が、彼等の目には超「組織化」

された社会に映ったかもしれなし、日本の街角の「ゴミ」の少なさかもしれない。やはり、日本は途轍もない国。

この国に生まれて、本当に良かった。もっとも、ウチの飼い猫も含めて。

それでは、読者様への回答に移ります。

(戦後生まれ)さんへ

―(Tell Me)と聞いて、私はビートルズの「テル・ミー・ワイ」とブライアン・フェリーの

「キッス・アンド・テル」を思い浮かべました。前者は、「どうしてか教えて」で、後者は

「キスしたことを皆に言い触らす」のニュアンス。また、専門辞典で調べると、テルは古代英語(tellan)が変形した言葉で、

スラング辞典を見ると、「朗読する」(spout)や「こぼす」(spill)が出てきました。う~ん。謎ですネ。

そこで、両者の楽曲を聴き直すのではなく、従来の「話す」「述べる」「語る」「言う」の意味から離れて、

PCに内蔵している「映画脚本」から探ってみました。そしたら、ありました。

ゴッドファーザーで、ダイアン・キートンとアルパチーノの会話から。

アル:「どうしてか教えてくれよ」(Tell me why?)

ダイ:「(そんなこと言わなくても)百も承知じゃないの」(You’re Telling Me!)

つまり、テル・ミーとは隠語ではなく、「二重の意味」を持った表現であることが判明しました。

「教えてくれよ」と「知っていることを問い質す」こと。なお、文法的には前者が目的語(wh-clause)を用いて、

後者が目的語+that-clauseであることが判ります。如何でしょうか。あと、口語体で、(It’s a tell)の場合は、

「それって、ウワサだろ」と「もう、バレバレ」の意味があります。この場合は、状況で意味を判断して下さい。

(ハイハイン)さんへ―
ビジネス・センスがある方ですネ。「厚利小売」(low volume to make a profit)の他に、「厚利多売」(high and low to make a profit)

概念もあります。これは予め、ヒトが沢山集まると予想される場所で、180度違う商売を第三者が展開することです。


一例を挙げましょう。恐らく、指に嵌めていらっしゃる「ダイヤの指輪」。これはユダヤ系の「デビアス社」が昔からモノ凄いシェアを

宝石マーケットで独占しています。要は、ダイヤを掘り当てる鉱夫たちをターゲットにした商売。

その鉱夫たちの宿舎のソバに「ストリップ・バー」と「カジノ」を建設した男がいます。勿論、彼もユダヤ系。

この男の息子が映画ゴッドファーザーにも出て来る「モー・グリーン」。彼はアメリカ西部砂漠の地に「ラスベガス」を誕生させましたから。

このエピソードのオチは、非上場会社のデビアスにこのストリップ・バー等の経営者が「役員」として迎えられたこと。

だから、必ず儲かる「ネタ」は何処かに転がっています。また、私も(ハイハイン)さん同様、

年齢が若かかったらこんなことをしたかもしれません。勿論、家内にも勤務先の会社にも内緒で、究極的なサイドビジネス。

一つ目は、ちょっとヤバイビジネスで、福島第一の除染作業員をターゲットにして、彼等の宿舎の真向いに「ファッション・ヘルス」を

オープンさせること。その名称は、ステンドグラスと汚れ・シミを巧みに暗喩した「ステンド・ガールズ」(Stained Girls)この意味は、

「シミ付きのオネーチャンたち」。この儲けは、計り知れないかも。

もう一つは、ノーマルなビジネスで、東京DLや大阪USJのソバに足裏マッサージを具備した「接骨院」をオープンさせること。

この儲けもウナギ上りですネ。あと、その接骨院に小さなドラッグストアがあれば、集客力アップに貢献。

その名称は、「アフターフットライト」(脚光を浴びたあとの意味・After Foot Lights)がいいかも。

(備後山田村の巫女)さんへ―
多分、ハンドルネームで「巫女」と名乗る方ですから、フツーの方よりも霊感・霊能が優っている方ですネ。

このエピソードが参考になるかどうか判りませんが。サラリーマン時代、大手食品メーカーの担当者からこんなことを聞きました。

それは、若手社員の離職率拡大防止と役員候補の抜本的な選出方法の模索。

この会社の人事部は、何と「元刑事」を複数入社させました。そして、新規採用と役員候補面接にその元デカを同席させた。

その理由は、候補者が「ウソを吐いているか否か」を瞬時に見分けるプロが必要だったからです。

恐らく、刑事は犯人を自供させるプロですから、候補者がウソを吐いているか・吐いていないかの解析は、「朝メシ前の仕事」。

これによって、この会社の若手社員の離職率はグンと減り、役員による業務上横領等は皆無になったそうです。

それから、モサドエージェントから聞いた話。彼等の職員採用部門は、「スポッター」(探す人・監視者の意味もあり・spotter)と呼ばれ、

候補者を絞り込んだ時に「あること」をするそうです。これは、候補者の「愛国心」を計るため。

具体的には、その候補者が通る場所に布製の「イスラエル国旗」をワザと落として行く。

拾った者は取り敢えず、仮内定者で、拾って汚れを確認してバックに入れた者は、文句なしの内定者。

でも、この話を聞いた1990年代。何と、10人中6名弱がそのママ素通りするそうです。これも時代ですね。

そして、この試験は防衛省と警察庁の若きエリート職員候補にも実施して頂きたいのが私の考え。

他の読者様への回答は、この週末に綴ります。今から、教え子の問題集を作らなければならないので。

【追記】3月号の日経、「私の履歴書」の連載は、非常に良かったですネ。著者は、アメリカ人で日本美術収集家の「ジョー・プライス」。

彼が無名だった画家伊藤若中(いとう・じゃくちゅう)を日本のみならず、アメリカまで広めた功績。

ここで、思ったのはこの連載って、4ヶ月に一回は必ず、感情移入できる連載が始まる。そうすると、

年3回しか読者は「豊作」に恵まれない。でも、こんなモノですネ。世の中って。

それと、彼のライフスタイルは今後、日本でもブームに成りそうな気配。彼は父親が設立したエンジニアリング会社を50歳になった時点で、

弟にすべて業務譲渡。その後は、自分の大好きな「日本画」収集に全力を尽くす。現在は80代の後半。

もっとも、財力こと経済的なバックボーンがないと、成就するのは難しいですが。あと、配偶者は日本人で、エツコという方。

それで、私が老人になってもしたいこと。大好きなロックのアルバムやCDを集めることもしますが。

やっぱり、日本人が綴った「ゴスペル」→「ブルース」→「ジャズ」→「ロック」の変遷の歴史を描いてみたいと思っています。

そして、英語圏で出版するのが私の老後の最大の目標。

では、片目のダヤン

*写真はカリブ海に浮かぶ島国で英連邦諸国の一つのジャマイカ、名所の一つのオーチョ・リオス

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