伏見様及び読者の皆様:
片目のダヤンです。
丁度、「でれでれ草の英語塾・第32回目」を入力・脱稿した時点で、かなりの高い確率をもって成功する
「金正恩暗殺」のシナリオが見えて来ました。そこで、「金正恩に対する『斬首作戦』は成功するか?②」をお届けします。
ビジネスでも戦争でも、ヒトは過去の「成功体験」がシナリオや計画の土台になります。
それは、2003年3月20日に勃発した「イラク戦争」にありました。同年、1月下旬から首都バクダートの他、
大都市のモースルやアフワースで原因不明の爆弾騒ぎやテロが頻発。大部分の民衆は、
「少数民族クルド人のせいだ!」「フセイン打倒を叫ぶ軍部の仕業だ!」と息を顰めながら事態を見守っていました。
この戦争の初期のコードネームは、「畏怖と恐怖の作戦」(Operation: Awe and Horror)と云われました。
一般民衆にその恐怖の念を植え付ける為、侵入したアメリカ特殊部隊があらゆる場所の建物やクルマに「爆弾」を仕掛け破壊。
丁度、テロがピークに差し掛かった頃、隣国トルコからアメリカ軍は、爆弾搭載戦闘機で首都バクダードを攻撃。
その後、イスラエル・ヨルダンやクウェートを経て、アメリカ海兵隊が上陸。所謂地上軍の派遣が始まりました。英語では、(boots on the ground)。
私のシナリオは、「陸」「海」「空」から米韓特殊部隊は北朝鮮に侵入するのです。
陸は、中国国境の町丹東(タントン)から北朝鮮の新義州(シンウィジュ)に入り、
その後国境に架かる橋を北朝鮮側のみを時限爆弾で爆破。海は、元山(ウォンサン)から入り、
主要埠頭施設(コンテナ用のガントレークレーンも含む)を時限爆弾で完全爆破。
要は、同日同時刻に「同時多発テロ」を人為的・意図的に発生させるのです。
これは北朝鮮軍を東西に分散させるに一番、有効な手段。それと、陸と海の部隊は任務終了後、西朝鮮湾(ソチョンソン)と
東朝鮮湾(トンチョンソン)内に潜伏している潜水艦に乗船して下さい。空からの侵入方法は前日、記載しました。
そう、彼等が実質的な「暗殺実行部隊」。
「24時間以内」―これが金正恩暗殺までの有効時間、それも同時多発テロ発生時から算出して。
何故なら、首都平壌から新義州も元山も200㌔圏内にあるからです。48時間以上にすると、
北朝鮮軍は爆発現場から容易に引き返すことが可能。そこで、ここから作戦に関する具体的な詳細を説明します。
【実行場所】:昔、ある人物からこんな話を聞きました。父親の金正日と違って、息子の金正恩は毎晩、寝室を変える。
これは、寝るオンナを毎晩変えるのではなく、寝る場所を変えること。金日成の時代から、平壌特別区の地下には無数の迷路が建設されたと言われています。
これは、有事の際に時の権力者が海外逃亡をするための避難経路。そして、金正恩は毎晩、複数の違った出入り口から入り、
地下6階又は7階の特別寝室で仮眠を取るとされています。勿論、家内も入れず「一人」で銃を添えて。猜疑心のカタマリの男。
従って、この地下又は寝室で奴を殺害することは、事実上不可能。階毎に無数の警備員が待機していますから。
そうすると、来月中旬に開催が予定される北朝鮮の独立式典や金日成の生誕祝賀会を除き、以下の場所が望ましい。
●ほぼ毎日、午前中に立ち寄るとされる「愛人宅」での殺害。英雄「色」を好み過ぎ。
●屋内(工場・公共施設等)ではなく、屋外(農村・軍事施設等)の「視察」の際の殺害。
【実行時期】:サラリーマン時代、日本に立ち寄港する船舶にお客さんからの要望で、その船舶内に彼等を案内したことが多々ありました。
この観光ルートは乗船後、船長室→エンジン室→備蓄室→一等機関室→船長室での食事(タップリのワイン付き)の順でしたが。
もっとも、彼等は初めて乗船するので、まるで小学生の「社会科見学」と同じ雰囲気に包まれて、感嘆と驚嘆の声がずっと続く。
例えば、40過ぎのオヤジが「ワー超スゲっす!」とか50過ぎのオンナが「キャー!ヤダ~ん」とか。
私が覚えているのが、エンジン機関長との会話。「1週間でミスが起こり易いのは『何曜日』が多い?」すると、
9割以上が「木曜日」が答えてくれました。これは前日まで無事故だったので、今日も大丈夫と思って、
ほとんどメーターやエンジンオイルの減り具合を検査しないことが由来。そう、ヒトの神経が一番、緩漫になるのは「木曜日」。
これは金正恩の警備にも関連する。そうすると、4月の木曜日は、7日・14日・21日・28日の4日間しかない。準備は万全だろうか?
【実行機会】:カンの良い方は、既に気付いていると思いますが。これは、TPO(time/place/opportunity)に則り、記載している。
ここでは、最後の「機会」を。ラテン語の格言で、こんな言葉があります。(auribus teneo lupum)=(I hold a wolf by the ears)
は、「ある事を手放しても保持しても苦境に陥る」こと。
つまり、金正恩暗殺に成功しても国際世論や国際社会からどんな非難が起こるか判らないし、失敗しても同じ(vice versa)。
だから、仮に暗殺未遂・失敗に終わっても、即座に撤収・退却するシナリオも予め考えていなければならない。
そして、最後のモサドエージェントの言葉を。極秘任務許可後、歴代イスラエル首相の中で、ゴルダ・メイヤのみがこうモサド長官と作戦本部長に語ったらしい。
「この極秘任務でウチのエージェントは何人、死ぬことになるのですか?」この台詞をあのトランプが言えることができるのか?
それとも首相・大統領代行の韓国人政治家が言えるのか?私には甚だ、疑問である。
では、片目のダヤン
なお、読者の(毒舌婆)さん等からのご質問等は、次回纏めて回答します。ASAPで。
*写真は中朝国境の丹東(中国側)と新義州(北朝鮮側)を結ぶ鴨緑江大橋、手前が丹東(中国;朝鮮族20万人が住む)川向うが新義州、右の橋は鴨緑江断橋で、戦前朝鮮総督府が作ったが
朝鮮戦争時に米軍に爆破された。
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