伏見様及び読者の皆様:
片目のダヤンです。先ずは、昨年11月9日(水)深夜の夢から。
三匹の黒色ドーベルマン犬(ドイツ原産の警察犬兼軍用犬)が出て来て、私を噛み殺そうとしている。
咄嗟に私は、ズボンのベルトを外し、ムチとして使って一匹の犬のアタマにバックル部分をぶつけた。
二匹目も駆逐したところ、三匹目が凄い形相で私に飛び掛かって来た際、シングル・ベットから飛び起きた。
実に不吉な夢(an inauspicious dream)だった。
翌日の11月10日(木)のことは、昨日のように覚えている。何しろ、私は午前中から外出していたので、スマホとPCを携帯していた。
その理由は、「1㌦が99円」を割って、日経平均株価が「1万6千円」を割り込んだら、マーケットに「買い」の介入をしようとしていたから。
前者が「FXトレード」で、後者が「ETFトレード」。しかし、両銘柄とも一向に私の設定値(期待値かも)を割る気配がない。
また、この日は午前中から頻繁に友人・知人から連絡が入った。「ヒラリーが負けそうです」とか「トランプが勝っちゃう」とか。
そして、この日の為替・株価チャートの「異常さ」も覚えている。どこまでも「一直線」なんだけど。
ドル相場は、飼い猫がストーブの前に鎮座するが如く、101円で動かなくなったし、株価も16,200円前後で足踏み状態。
燻し銀の投資家ジョージ・ソロスがトランプ勝利以降、10億㌦の損失を計上したことが何となく判る。
彼は、株式・為替相場の暴落ポジションに賭け、昨年12月末で決算したからでしょ。
もっとも、決算しなかったら20億㌦に及んだかもしれない。
ここまで書くと、皆様はもうお判りですネ。20世紀最大と云われたジョン・マークス・テンプルトン卿
(イギリスとアメリカの二重国籍者)の手法を私はソックリ真似た。「悲観主義が頂点に達した時が絶好の投資タイミングである」と。
私はヒラリーが勝っても、トランプが勝っても、11月9日に「大暴落」が来ると思っていた。
ここで、彼の投機手法を列挙すると、その驚くべき手法が浮かび上がって来る。ナチスドイツがポーランドへ侵攻。
その翌日、彼はロンドン・シティーで大量の株式を購入。何故なら、株価が暴落したから。
日本軍が真珠湾(パール・ハーバー)を攻撃。その翌日、彼はウォール・ストリートで大量の株式を購入。理由は、前述と同じ。
そして、連合軍によるベルリン陥落後とアメリカ軍による広島・長崎原爆投下後、彼は株式を購入した両市場で、すべての株式を売却した。
約400倍強のリターン(配当)があったとされる。これこそが、「底値買い」と「高値売り」の見本で、私は投資家の「教科書」と観る。
ちなみに、ロックギターリストの教科書は、ジェフ・ベックの「ブロー・バイ・ブロー(Blow by Blow)。
邦題名は、「ギターの殺人者」。私の好きなアルバムに一つ。実際、ワイヤード(WIRED)よりも音に透明感があると思う。
「ある時点から、自分の思惑と市場原理は激しく乖離し始める」これが昨年学習したこと。
つまり、哲学で規定する「乖離概念」と同じ。これは、二つの概念に全く共通点がなく、
一方が他方を含んだり、両者が同一概念に含まれたりしない関係のことでしょ。
そこで、何が起こったら1月20日(金)に「大暴落(plummet)*」が生じるか否かを考えてみたい。
*名詞では、おもり・測鉛。一方、動詞では「高水準・高位置から急速かつ急激に落下すること
(to fall suddenly and quickly from a high level or position)。類似語は、「プランジ」(plunge)。
① 小レベルの暴落
(a) 精神的宗教指導者の発言―例えば、ローマ法王やダライラマが1月20日直後にトランプ政権へのネガティブな声明を発表した場合。即ち、英語でいう「水を差す」(kill joy)の発言。
(b) IMFやBIS並びにユーロやポンドを支えるトップの発言。上記と同じ。
② 中レベルの暴落
(a) アメリカ主要都市での同時多発テロ発生
(b) 北朝鮮若しくはIS(イスラム国)から、アメリカへの宣戦布告
③ 最高レベルの暴落
1月20日の大統領就任式(inauguration)の際、ドナルド・トランプとマイク・ペンスへの暗殺(assassination)の履行
私は、上記の一つでも履行されれば、マーケットに参加しているプレイヤー(投資家)は、一斉に「売り」のポジションに転じると思う。
そして、暴落を望んでいるジョージ・ソロスを始め、プロの投機家がどのオプション(選択肢)を取るか否かも判らない。
ただ、一つ言えること。「この世の中、表面化・具現化することは、予め決まっていること」だけ。
これはイギリス初のユダヤ系宰相「ベンジャミン・ディズレーリ」(BENJAMIN DISRAELI)も云っている。
また、現在の「イスラエル」の国名の由来は、「イズラライト」(ISRAELITE)から来ている。
これは、旧約聖書で記されている「古代ヘブライ民族」のこと。だから、ベンジャミン・ディズレーリの両親は、
コチコチのユダヤ教徒だったことが判る。なお、彼は首相就任後にカトリックに改宗。
では、片目のダヤン
追記:後世の歴史家は、ドナルド・トランプを「時代の徒花(あだばな)」と評するかもしれない。
これは咲くだけで実を結ばない花で、桜のように直ぐに散ってしまう花のこと。英語では、「究極的な偽りの外観」(ultimate facade)が相応しいかも。
なお、ファサードは英語で、珍しくフランス語が用いられている。もっとも、ヒラリーもこう呼ばれたに違いない。
*写真は投資家、ジョン・テンプルトン
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