それでは、本題に入りましょう。
≪中国共産党体制が崩壊するとき何が起きるか?≫
人民解放軍については、前の記事で述べました。
また、習近平以下の権力者たちは、既に、アメリカに豪邸を買って、子供たちと財産は移しています。
後は本人が亡命するだけでしょう。問題は
①逃げ遅れた共産党員とその家族
②10万人の武装警察
③各村の「城官(チェンカン)」と言う下級警察・・・です。
①については、中国共産党の「党員・党友」は全国で8512万人います。
中国の全人口が約13億7千万人ですから、1割にも満たないんですね。
上海など大都市の富裕層、や市民を除けば、農村部の農民、都市部の最底辺労働者の、「農民工」から見れば
「共産党と共産党員」は恨み骨髄に沁みる「怨敵」です。
宇田川敬介氏の著書「本当は共産党が嫌いな中国人」では、多くのインタビューで、中国農民は口をそろえて
「共産党になって何一つ良いことは無かった」と言っています。農村を中心に年間80万件の「暴動」が起きています。
≪共産党員・武装警察・城官は、農民たちの虐殺の対象になる≫
日頃、威張り散らして、農民や市民を苛め、土地や家を勝手に取り上げたりしていた共産党員は、復讐の対象になるでしょう。
人民解放軍とは別に、国内の「中国人」の暴動を弾圧し、時には殺してきた10万人の武装警察も、「共産党が崩壊」したら
雇い主がいなくなり、「給料」を貰えなくなるので、「制服」を脱ぎ「武器の横流し」を始めるでしょうが、農民から顔を覚えられているもの
住所、実家等、身ばれしているものは、襲撃されるでしょう。
「城官」については、初めて聞く読者様も多いと思いますが、全国の各農村に駐在している「下級警察」=「都市保安要員」です。
「下級警察」と言えば、聞こえは良いですが、実態は「権力を笠に着るやくざ者」です。
湖南省(こなんしょう)では、スイカの露天商が城官6人に、ちょっとした諍いから殴り殺されるという事件が有り。
それに抗議する農民たちの「暴動」が起きています。
中国の全国の農村に複数人の「城官」がいるという事ですから、いったい全土に何人いるか想像もつきませんが、
★城官達は、「共産党崩壊」と同時に、村人たちから「集団リンチ」を受け最後は殺されるでしょう。
常時、村内にいて、村人から包囲されているわけですから、逃げることは不可能です。
この城官については、中国の掲示板を見るとネット民から、ぼろくそに書かれていますから興味のある方は閲覧してみて下さい。
≪どの陸上ルートで逃げるか?≫
①北朝鮮ルート
②シベリアロシアルート
③モンゴルルート
④ウィグルルート・・・地上では上記4ルートですが、無事入国させてもらえるでしょうか?
①について
現在、北朝鮮と習近平政権との関係は最悪です。金正恩は、叔父の張成沢(チャンソンテック)に代表される「親中派」を全員
粛清して処刑しました。特に張成沢の処刑は、「高射砲」でもろにぶち抜いたという噂もあります。
金正恩政権は明らかに「嫌中」政権です。しかも自国民2500万人も満足に食わしていけないのに、「中国難民」を受け入れるわけはないでしょう。
国境に押し寄せる難民は、全て中朝国境で射殺されるでしょう。
②について
中露国境を越えて、シベリアへの亡命ですが、現在既に、シベリアには100万人の中国人がいます。
≪中国の「人口圧力」を恐れるプーチン大統領≫
プーチンは、この状態を放置すると、いずれシベリアは、中国人に占拠されると恐れています。
だから、日本との「平和友好条約」の締結と、「領土問題」を解決すべく、頻繁に安倍総理と会談しているのです。
「日露平和友好条約」締結後は、日本の技術力と資金力で「シベリア開発」をやりたいのです。
そんなプーチンですから、「中国難民」の不法入国は許さないでしょう。
ロシアは野蛮な国だから、結果はもう言うまでもないでしょう。
③について
かつて「世界帝国」を築いたチンギスハンの子孫たちモンゴル共和国。面積は日本の数倍ですが、人口はたったの200万人。
大阪市の人口より少ないです。そんなモンゴル人やモンゴル政府が中国特に「漢人」を嫌う理由もやはり「中国人の「人口圧」」です。
おまけに自分たちと同一民族の、内モンゴルも中国に奪われ、弾圧されていますから、「嫌中感情」は極め付きです。
何よりもモンゴル人が中国人=漢人を嫌う理由は、モンゴル人にとっての理想の遊牧地である広大な草原を、漢人たちが、鋤や鍬で掘り起こして
草原を滅ぼしてしまうからです。漢人=中国人とモンゴル人は、不倶戴天の間柄なのです。
モンゴル人の中国人の不法越境に対する態度は厳格です。
You Tubeの動画で見ましたが、モンゴル側に不法越境した一人の中国人が、山中でモンゴル人数名に取り囲まれ、怯えた顔で雪の積もった土の上に正座させられていました。
その中国人の、その後の運命は知りません。しかし、歴史的な「敵対感情」「嫌中感情」「人口圧」に対する恐れから、対応はロシアと同じだと思います。
④について
長く弾圧され続けたウィグル族。同じイスラム教徒として同情した、「イスラム国」が「ジハード(聖戦)」の対象に習近平を名指ししました。
アフガニスタンのタリバンも同じです。最近はウィグル独立運動にイスラム国の兵が関係しているとも言われ、習近平の暗殺を狙ったとされる爆発事故もありました。
このルートで亡命を図る「共産党員達」は飛んで火にいる夏の虫でしょう。
★こうして、「陸上ルート」を強行突破する「共産党難民」達は、悲惨な運命が待っているでしょう。
*写真はソ連崩壊時の8月クーデターと赤の広場
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