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Channel: 伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」
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【ダヤン氏寄稿】人を褒める・叱る

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伏見様及び読者の皆様:



今日の東京都は、昨日同様梅雨明けを思わせる「夏空」。如何お過ごしでしょうか。

それで、本題は「ヒトを褒める・叱る」。現在、私が法人の方とビジネスを履行して

いるのは、家庭教師と技術翻訳を除き、「輸出」「輸入」と「三国間貿易」の三社。

これは、サラリーマン時代から察知していたのですが、トップである社長やその部下

の役員が特定社員を全員の前で、叱ったり・威嚇・怒号を発している会社は、意外と

業績が伸びていないこと。もう一つは、社員の離職率が高いこと(a high employee’

s turnover rate)。



先週も輸入と三国間貿易関連の会社で、二名ずつ合計四名が退職。話を聞くと、朝か

ら社長や直属の上司に叱られ、退職したとか。恐らく、彼らは彼らなりの「言い分」

があってもヒトを叱る場合は、会議室とか応接室とか近所の喫茶店とか人目の付かな

い処でしないと。どんな人間でも生れながらの確固たるプライドや矜持がある。それ

を人前でズタズタにされたら、従業員の対処方法は、退職か復讐の二者択一しかな

い。その結果は、企業の絶対的な損失に直結する。これを理解していない経営者が多

すぎる。



子供の頃に父親によく言われたこと。「オマエが社会人になったら、決して他人を人

前で叱らないこと。そして、褒めるときは必ず、人前で褒めること」これは、彼が役

人人生で身に付けた処世術でしょ。実に簡単なことだけど、サラリーマン時代にも朝

から部下にネチネチ説教する輩やヒステリックに説教する野郎がいました。コイツら

の共通項は、永遠の課長止りで、部長や役員まで上り詰めた男はいなかった。



輸出関連の社長と先週飲んで、盛り上がった話。これは、彼のカミングアウト(告

白)かもしれないけど、深夜一人でこっそりAV作品を鑑賞するのが趣味とか。年齢

は、私より10歳以上なので60代半ば。それで、彼の自論。日本のAV作品は、ア

ングロサクソン系(主に、代々木忠の作品)とラテン系(主に、村西とおる作品)に

分類でき、現在は後者のラテン系の時代が招来しているとか。これは景気循環論の一

つのようで、景気が良い時は支配的なアングロサクソン風の作品が喜ばれ、景気が後

退し始めると、口説き方がラテン風のほうが好まれるとか。本当かしら?



その特徴は、オンナを兎に角、褒めちぎること。「とてもナイス」「ナイス過ぎま

す」「やっぱりナイス」それで、社内でも女性社員を褒めると、業績がグンとアップ

するとか。確かに、この会社。容姿は兎も角(失礼しました)、明るい女性が多い。

それで、よく笑う。だから、この会社だけー私は事前に「ネタ」を仕込んで、その女

性陣に「ジョーク」をご披露しなければならない。サラリーマン時代、銀座のクラブ

顔負け。周囲を褒める→オンナの笑い→業績アップ。これって、企業に於ける「勝利

の方程式」かも?ちなみに、私が褒めるように心掛けているのは、家内と飼い猫

(雌)だけ。だって、後で何をされるか・云われるか判らないから。オンナは怖いで

しょう?



では、片目のダヤン 
追記:次回は「オンナと麦わら帽子」。

以上
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