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Channel: 伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」
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【ダヤン氏寄稿】女と麦わら帽子

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伏見様及び読者の皆様:

今日の東京は、どんより曇った梅雨空。それで、本題の「オンナと麦わら帽子」。森村誠一の「人間の証明」が映画化され、

大ヒットしたのは私の中学時代。不思議とこの頃から夏になると、麦わら帽子を被った女性が増えた模様。

しかし、現在は絶滅機種に近い。オトコにとって、麦わら帽子を身に付けた女性は、それなりに「綺麗なオンナ」に見える。

その対極にあるのは、オトコが「トレンチコート」を着た場合。これもどんなバカそうな野郎でも「利口そうに見える」から不思議。これも減りましたネ。

JBLの二つの巨大スピーカーから大音響のロックが流れる喫茶店―「赤毛とソバカス」に高校生の頃、よく通っていました。

場所は、吉祥寺本町一丁目のサンロードを右折して雑居ビルの地下一階。隣接していたのがジャズ喫茶の「アウトバック」。

現在は、双方とも閉店。その日は、代ゼミの高校生全国模擬試験の結果が返却された日

(昔は、答案用紙と成績一覧表を予備校に取りに行った)だったので、JR代々木駅からこのロック喫茶に直行。時期は7月下旬で夏の本番。

「やっぱり、ここにいたじゃない?」その声の主は、高校時代のガールフレンド。おまけに、麦わら帽子を被っている。

「アタシ、駅前(代々木駅)のアレンジパーラー(若い読者は知らないけど、アレンジボールというのが昔あった)を覗いたけど、

いなかったから」これも絶滅したギャンブルだけど、私は好きだった。その理由は、何処となく「代数幾何学」に近かったから。

こんな時に限って、私がリクエストした曲が流れ始めた。曲名は、オールマン・ブラザーズ・バンドの「エリザベス・リードの追憶」。

演奏のみで、デュアン・オールマンのギターが卓越。叔母の突然死に見舞われて、それを悼んだ楽曲。何処となく、

古典的な南部風のメロディー。あの「風と共に去りぬ」のリメイク版に使えば、ピッタリかも?実際、この当時大好きだった叔母が死去した。

その模擬試験の科目は、数学・英語・国語(古典・漢文を含む)で、各科目上位100名の名前が一覧表に出る。私は偶々、

数学と英語だけが70位前後に入ったけど、国語がメタメタ。特に、漢文は〇点。その結果、合計得点では100名に入賞せず。

この当時、その100名に入ると、次回の模擬試験料金が5割引き。これも時代ですね。それで、彼女は「スゴイ」を連発して、

私に寄り添ってくる。麦わら帽子を脱いだアタマからは、何処となくエメロン・シャンプーの「匂い」が漂ってくる。

これも時代。ところで、エメロン・シャンプーって、まだあるのでしょうか?

大学時代でも麦わら帽子を被った女性は居たけど、特に減り始めたと気づいたのが、サラリーマン時代。
会社のリクリエーションで海や山に行ったことが多かったけど、麦わら帽子のオンナが極端に減り始めた。
皆一様に「コットン」や「ブランド」の帽子を被っていた。個人的には、オンナの夏のアイテムで「最強かつ最大の勝負帽子」と
、思います。如何でしょうか?実は、ウチの配偶者も麦わら帽子を被らないので、ペットショップで購入した「ミニ麦わら帽子」を
飼い猫に被らせています。独身女性の方―夏に麦わら帽子を被ると、良いパートナーに巡り合うかも?でも、
その効果には責任は持てません。自己責任で願います。
では、片目のダヤン
以上
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