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Channel: 伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」
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【ダヤン氏寄稿】社長室の写真から将来を予測する?

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おはようございます。現在、新規ビジネスでお付き合いしている社長から。「ボク、

昨年までディナーショーで撮った写真(歌手の八代亜紀)を飾っていたんだけど。な

かなかツキが来なくて。家内からの助言で代わりに富士山の写真にしたら、XXXさ

ん(私の名前)に会えたし。やっぱり、写真のチカラってありますヨ」とか。これ

は、伏見さんが強いジャンルかもしれません。それで、私のサラリーマン時代を振り

返っても、社長室の写真とその企業の浮き沈みに強い因果関係がありました。



大企業は別として、中堅・中小企業の場合。海上貨物輸送契約(サービス・コントラ

クト。輸出入を含む場合は、クローバル・コンバインド・サービス・コントラクト)

締結は、必ずそこの代表者が署名をするので、例外なく社長室でその署名式が行われ

ました。女子社員が恭しくコーヒーを運んできて、数十枚以上に及ぶ書類の一番最後

の箇所に社長がサイン。今でも覚えているのが、欧米人のように筆記体でスラスラ署

名できた方は、全体の10㌫以下。残りの90㌫以上は、漢字又はローマ字をそのマ

マ列挙。後者の方の常套句は、「パスポートのサインと同じで構いませんか?」と

か。この状況は恐らく、現在も変わっていないハズ。



その海上貨物輸送契約で、特に厄介だったのが、数量(コンテナ本数)が契約期間内

で変わること。増えるにしても減るにしてもアメリカの全米海事委員会(FMC)に逐一

報告しなければならない。これを怠ると、中国系や韓国系の船会社のように想像を絶

する罰金がそのFMCから課せられる。数百万どころではなく、数千万の単位。あ

と、中国系と韓国系船社の得意ワザは、名義人(サイナー)を途中で複数名義人に変

更して、第三者に転売・譲渡。これも直ぐにバレバレでしたネ。FMCの査察官は、

FBIの捜査官顔負けだった。



それで、本数が著しく減る場合や倒産する場合―社長室の写真から相関性を探ると、

①政治家(保守系や革新系を問わず)と代表者が一緒に映っている→これは間違いな

く業務の縮小又は倒産した

②芸能人(男女を問わず)と代表者→契約本数が増えるこ

とはなかった。必ず減少

③スポーツ選手(男女を問わず)と代表者→契約途中でのバ

ンザイ。即ち、契約打ち切りが多かった

④社員や配偶者と代表者→これは意外にも契約期間内に数量がアップし、

おまけに再契約が多かった

⑤風景写真や絵画(リトグラフやシルクスクリーンを含む)→

これも何ら問題もなく、契約期間で本数を履行した会社が多かった。

やはり、社長室の写真は、その企業の業績と強い因果関係がありますネ。ちなみに、

私の自宅兼事務所には学生時代に購入したインドのリトグラフ・シルクスクリーンと

家内やネコの写真がベタベタ。有名人の写真は、一切なし。但し、その有名人からの

手紙は額に入れて飾っています(トイレの中)。それと、世界地図(サラリーマン時

代、会社から贈与)とかなり大きめの地球儀。では、片目のダヤン

≪管理人つぶやき≫
商売されている読者様は、必ず取引先の社長室をチェックしましょうね。


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