伏見様及び読者の皆様:
スアレス山本さんのJapan Timesの女性記者から舛添への質問―その一文が中枢神経内の言語野(言語機能を司る神経細胞)に引っ掛ってしまって。
実はこのジャパン・タイムズは、サラリーマン時代に定期購読(subscription)していました。併せて、日経と朝日も。
会社では、業界紙に属するShipping Trade NewsとFinancial Timesを読んでいました。
その定期購読を止めた理由。東京の在日外国大使館のパーティーに顔を出すようになり、その複数の大使館職員に云われたこと。
「英字新聞は何を読んでるの?」私は誇りをもって、「ジャパン・タイムズ」と言うと、皆一様に怪訝そうな顔つきに豹変。
「本当かい?」「日本語英語(ジャパングリッシュ)って楽しの?」もっと辛辣な方は、
「日本人が英語を話せない一つの尺度(barometer)」とか。これは、イギリス人。
それで、上記の女性記者が執筆したと思われる舛添関連の記事の新聞を購入して読んでみました。
題名は、カッコイイ。「舛添、傲慢の費用を大騒ぎの経費でまかなう(Masuzoe defiant on expenses furor)」
これは恐らく、英語圏出身の編集キャップが考案した文章でしょう。ちょっと、詩的。理由は、
オン・イクスペンスズにしているところ。しかし、本文の内容はモロJapanglish(日本語英語)。多分、
この女性記者は、日本語で考え→和英辞典(電子辞典かも)→英和辞典(同左)→グーグル翻訳で整合の順で綴った。
その理由:①所見を述べた・表明した・示唆した・強調した等を意味する動詞がすべて(said)。本来なら、
発言内容に準じて、remarked→expressed→indicated→emphasizedにすべきでしょう。
②金曜日に記者会見を行ったことは、明白な事実。従って、記事内に4回以上もFridayを書く必要なし。1回で十分。
それとも読者の中に「週の曜日で木曜日に続く日(day of week following Thursday)」を知らない読者がいるのか?判りません。
③受け止めるは、(accept)ではない。このアクセプトの本来の意味は、(1)喜んで受け入れる(2)招待等に対して肯定的に返事する
(3)好意的にみなす(4)有効な(情報・商品等)であるか否かを受け入れる等である。従って、舛添発言の「真摯にご批判を受け止める」は、
(I will humbly accept criticism)ではなく、(I will unwillingly receive criticism)にすべき。
残念ながら、前者は英語圏・非英語圏を問わず、誰も言わない。どっから、出たのかしら?外務省か創価学会?
④5W1Hがすべて滅茶苦茶だけど、特にヒドかったのが(Who)に伴う所有格変換。これは中学校1年の1学期に学習した内容。外務省顔負け。
⑤記事の始まりの「難題をかかえた?東京都知事(Embattled Tokyo Gov.)」は、ジョイスやモームが活躍した時代の表現。
少なくとも60年以上古い。従来は、敵軍に囲まれてその準備をすることや戦闘に対して十分に強化することだから。
そうすると、難しい状況や立場に追い込まれている(corner)が無難。従って、(Being cornered Tokyo Gov.)が正解。
⑥最後の記事の(The group is co-headed by Hiroshi Murakami)もオカシイ。この場合、東京地検に告発・告訴状を提出したのだから、
(The group is masterminded by Hiroshi Murakami)が正しいのでは?
⑦全体の所見:舛添は記者会見で、数百人に及ぶ記者から質問攻めにあったのだから(1)be bombarded with questions
(2)be peppered with questions(3)be flooded in questionsの何れかを記事に書かないと、
臨場感のあふれる記事にはならない。只の瓦版や学級新聞クラス?
⑧あまり言いたくないけど(I’m hard to say that)、英検1級・工業英語1級・TOEIC980点以上の取得は、
来世以降に期待するしかない絶望的な英語力の方。ちなみに、私はこれら三つと仏検1級取得をすべて30代で取得しました。
本来なら、英語の記事を書いてはダメな方。この際、日本語で考え→和英辞典→英和辞典→グーグル翻訳等での整合作業は止めて頂いて、
「英語で考え」→「英英辞典」→「自分のアタマでの変換作業」のステップにして下さい。これじゃホント、
日本にいる外国人は誰もジャパン・タイムズを読まなくなる。現にそうだったら、恐縮です。では、片目のダヤン
追記:前回のアイリーン・ネミロフスキーに関するイギリスの書評。私だったら、こう訳します。
原文:”A novelist of the very first order, perceptive and sly in her emotional restraint”.
この文は、orderの次に(which is seen)が省略されている。翻訳:「一人の小説家による(超)最初の注文書であって、
心情的に抑制された作品から、著者自身の知覚力の鋭さと茶目っ気が読み取れる」語学能力とは、母国語と外国語を掛け算して、
数学脳で割り算することが、私の考え。実に簡単なこと。誰にでもできる。
以上
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harunohi807@gmail.com
スアレス山本さんのJapan Timesの女性記者から舛添への質問―その一文が中枢神経内の言語野(言語機能を司る神経細胞)に引っ掛ってしまって。
実はこのジャパン・タイムズは、サラリーマン時代に定期購読(subscription)していました。併せて、日経と朝日も。
会社では、業界紙に属するShipping Trade NewsとFinancial Timesを読んでいました。
その定期購読を止めた理由。東京の在日外国大使館のパーティーに顔を出すようになり、その複数の大使館職員に云われたこと。
「英字新聞は何を読んでるの?」私は誇りをもって、「ジャパン・タイムズ」と言うと、皆一様に怪訝そうな顔つきに豹変。
「本当かい?」「日本語英語(ジャパングリッシュ)って楽しの?」もっと辛辣な方は、
「日本人が英語を話せない一つの尺度(barometer)」とか。これは、イギリス人。
それで、上記の女性記者が執筆したと思われる舛添関連の記事の新聞を購入して読んでみました。
題名は、カッコイイ。「舛添、傲慢の費用を大騒ぎの経費でまかなう(Masuzoe defiant on expenses furor)」
これは恐らく、英語圏出身の編集キャップが考案した文章でしょう。ちょっと、詩的。理由は、
オン・イクスペンスズにしているところ。しかし、本文の内容はモロJapanglish(日本語英語)。多分、
この女性記者は、日本語で考え→和英辞典(電子辞典かも)→英和辞典(同左)→グーグル翻訳で整合の順で綴った。
その理由:①所見を述べた・表明した・示唆した・強調した等を意味する動詞がすべて(said)。本来なら、
発言内容に準じて、remarked→expressed→indicated→emphasizedにすべきでしょう。
②金曜日に記者会見を行ったことは、明白な事実。従って、記事内に4回以上もFridayを書く必要なし。1回で十分。
それとも読者の中に「週の曜日で木曜日に続く日(day of week following Thursday)」を知らない読者がいるのか?判りません。
③受け止めるは、(accept)ではない。このアクセプトの本来の意味は、(1)喜んで受け入れる(2)招待等に対して肯定的に返事する
(3)好意的にみなす(4)有効な(情報・商品等)であるか否かを受け入れる等である。従って、舛添発言の「真摯にご批判を受け止める」は、
(I will humbly accept criticism)ではなく、(I will unwillingly receive criticism)にすべき。
残念ながら、前者は英語圏・非英語圏を問わず、誰も言わない。どっから、出たのかしら?外務省か創価学会?
④5W1Hがすべて滅茶苦茶だけど、特にヒドかったのが(Who)に伴う所有格変換。これは中学校1年の1学期に学習した内容。外務省顔負け。
⑤記事の始まりの「難題をかかえた?東京都知事(Embattled Tokyo Gov.)」は、ジョイスやモームが活躍した時代の表現。
少なくとも60年以上古い。従来は、敵軍に囲まれてその準備をすることや戦闘に対して十分に強化することだから。
そうすると、難しい状況や立場に追い込まれている(corner)が無難。従って、(Being cornered Tokyo Gov.)が正解。
⑥最後の記事の(The group is co-headed by Hiroshi Murakami)もオカシイ。この場合、東京地検に告発・告訴状を提出したのだから、
(The group is masterminded by Hiroshi Murakami)が正しいのでは?
⑦全体の所見:舛添は記者会見で、数百人に及ぶ記者から質問攻めにあったのだから(1)be bombarded with questions
(2)be peppered with questions(3)be flooded in questionsの何れかを記事に書かないと、
臨場感のあふれる記事にはならない。只の瓦版や学級新聞クラス?
⑧あまり言いたくないけど(I’m hard to say that)、英検1級・工業英語1級・TOEIC980点以上の取得は、
来世以降に期待するしかない絶望的な英語力の方。ちなみに、私はこれら三つと仏検1級取得をすべて30代で取得しました。
本来なら、英語の記事を書いてはダメな方。この際、日本語で考え→和英辞典→英和辞典→グーグル翻訳等での整合作業は止めて頂いて、
「英語で考え」→「英英辞典」→「自分のアタマでの変換作業」のステップにして下さい。これじゃホント、
日本にいる外国人は誰もジャパン・タイムズを読まなくなる。現にそうだったら、恐縮です。では、片目のダヤン
追記:前回のアイリーン・ネミロフスキーに関するイギリスの書評。私だったら、こう訳します。
原文:”A novelist of the very first order, perceptive and sly in her emotional restraint”.
この文は、orderの次に(which is seen)が省略されている。翻訳:「一人の小説家による(超)最初の注文書であって、
心情的に抑制された作品から、著者自身の知覚力の鋭さと茶目っ気が読み取れる」語学能力とは、母国語と外国語を掛け算して、
数学脳で割り算することが、私の考え。実に簡単なこと。誰にでもできる。
以上
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