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Channel: 伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」
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【ダヤン氏寄稿】明るい話題を

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御世話になります。春らしく明るい話題を。今週の月曜日、人の紹介で某企業に接触。

その時、雑談でこんな話が出てきました。「あの~、最近週刊文春がスクープを連発してますよネ。

ボクが知る限りでは、編集長が写真週刊誌から仕事がデキル記者を引っ張って成功したみたいですけど。

それだったら、ウチもXXさん(私の名前)を採用したら成功するんですか?」彼の過大評価に感謝。

実は、私は、昔から週刊誌を読まないので、その背景は判りませんけど。と、前置して。こんな推論が成立しますと、

話しました。①能力Xヤル気=報酬 これはどんな人間でもその業界に入ってくる奴には上限があります。

例えば、私が昔在籍した「海運業界」。決して、ニュートンやアインシュタインやフォン・ブラウン

(すべて物理学者)クラスの人間は入社しない。もう一つは、日本マクドナルドを設立した藤田田

(ふじたでん)が喝破したように、「オレが成功した理由。外食産業には誰一人東大法学部政治学科卒

がいなかったからだ」。この能力の数値を(1)にしましょう。

それから、ヤル気。仮に、そのヤル気が他人の20倍あると相対評価できた場合は、(2)。式に当て嵌めると、1X2=2。

だから、その週刊文春は、既存社員より二倍以上給与を支払っている仮説が成り立つ。勿論、デキル社員に対して。

②最も重要なシステムの構築。これは、諜報業界のところで説明をしました。「重要機密保持」に関して。

幾ら、能力やヤル気があってもその追跡・追及している「スクープ内容」が競合他誌に漏洩したら、それで一巻の終わり。

では、どうするか?本部から指示をうける者(ケース・オフィサー)を編集長。そのケース・オフィサーに連絡をする者

(リエゾン・オフィサー)を副編集長。末端エージェントを他社からのデキル記者に当て嵌めると、

一目了然。だから、デキル記者(基本的に直行直帰のパターンかも)が報告・連絡・相談できる者は、

副編集長だけに設定。そして、そのデキル記者の間に「既存社員」のスパイ・内通者(モグラ)を置く。

これで、完璧な機密漏洩防止システムの出来上がり。CIA顔負け。外務省も導入すれば!

そしたら、この某企業の方(代表取締役)、満面の笑みを浮かべながら、テーブルの上に自社製品の

パンフレットを置きました。「これ、海外で売れますか?」私は、即座に、この発祥の地で売りましょうと、

答えました。その方は、絶句しながら「えっ、ヨーロッパで売るんですか」とか。但し、条件がありますと、

付け加えました。販売先の選定・価格交渉・船積出荷まで、私に決定権を下さい。それから、もう一つ。

報酬に対して、売上は限りなく、折半にすること。彼は、渋々納得。この時彼は、

「イタイ」ところを突かれたオヤジの顔をご披露。

そんな訳で、新たな仕事が増えてしまったので、次回のレポートは来月中旬以降。
また、現在ビジネスに従事している方は常に、「分析」「応用」「対抗」のプロセスを入れること。

更に、足し算や引き算ではなく、「掛け算」と「割り算」プラス方程式をアタマの中に入れていると、

国内・海外でもライバルより、一歩先に出ることができます。これを英語で言うと、

(You’re lucky to get a jump on them「競合相手の一歩先を行って、幸運すねネ」。

では、片目のダヤン





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