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Channel: 伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」
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【2016年熊本大地震】サンジェルマン女史、「我が身を持って国を救え、今上陛下に捧ぐ」

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今上陛下の皇祖にあたられます亀山上皇は、文永2年(1265年)蒙古襲来のお

り、福岡市箱崎町にある筥崎宮に参拝し、「身を以って国難に代える 祈願=敵

国降伏」の祈願をされております。

この度の九州熊本大分大地震は、蒙古襲来に匹敵する程の国家の一大事です。

『我が身をもって国を救え』

陛下にこの時の亀山上皇と同じ思いをがなければ、陛下がどのようなお言葉を並

び立てても無駄な事です。

平成になってからの自然災害は目を覆うばかりです。

天皇とは民の税を使って享楽を味わう存在ではないはず。

国難にあって、その災いを一心に我が身にうけて、民をお救い頂く存在ではない

でしょうか?

どうか皇祖皇宗より伝えられし祭祀に則り、災難に遭われた民の悲しみ、不安を

御身にお受け下さい。

既に陛下にその力が消え失せておられるのでしたら、祭祀を秋篠宮様に譲位下さ

いませ。



『増鏡』

《七月一日、おびたたしき大風吹きて、異国の舟六万艘、兵乗りて筑紫へよりた

る、皆吹き破られぬれば、或は水に沈み、おのづから残れるも、泣く泣 く本国

へ 帰りにけり。

石清水の社にて、大般若供養説法いみじかりける刻限に、晴れたる空に、黒雲一

村、俄に見えてたなびく。

彼の雲の中より、白き羽にてはぎたる鏑 矢の大なる、西をさして飛び出でて、

鳴る音おびたたしかりければ、彼処には、大風の吹きくると兵の耳には聞こえ

て、浪荒くたち海の上あさましくなりて、皆 沈みにけるとぞ。

猶我が国に神の御座します事、験に侍りけるにこそ》

ウィキペディアより:

文永2年、元のクビライからの国書が高麗を介して伝えられ、鎌倉から送達される。

幕府は元に備えると共に、朝廷は神社に異国降伏の祈願を行う。

院政中には2回の元の対日侵攻元寇が起こり、自ら伊勢神宮で祈願するなど積極

的な活動を行った(当時の治天で あった亀山上皇か、天皇位にあった後宇多天

皇の父子いずれかが「身を以って国難に代える祈願」を伊勢神宮に奉ったことは

史実だが、父子のどちらにその祈願 を帰すべきかは、大正年間に学者の間で大

論争を呼んでいまだ決着のつかない問題である)。

文永11年(1274年)、蒙古襲来により炎上した筥崎宮社殿の再興にあたり亀山上

皇は敵国降伏の宸筆を納めた。

現在、筥崎宮の楼門高く掲げられている額「敵国降伏」の文字は、文禄年間、筑

前領主小早川隆景が楼門を造営した時、臨写拡大したものという。

以上です。


*写真は亀山上皇像(福岡市博多区東公園)



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