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Channel: 伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」
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【ダヤン氏の回答】Suica割様と木の実カムカム様へ

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伏見様と読者の皆様、

ご質問ありがとうございます。貴殿もご承知の通り、アセアン諸国なら日本との時差

が1時間~1時間半。一方、インド及び欧米諸国は、3時間半から12時間弱。この

時差は、50歳を過ぎたオヤジには、過酷な物理的所有時間。でも、日本は、何を進

めるにも日本語と英語表現を同時に浮かべる必要がないので、非常にラク。同時通訳

者がストレスで、アル中やシャブ中になるのも何となく、判りました。そして、日本

料理は最高。昨晩は、いせや総本店に行かず、自宅でスキヤキとイカの細切りにウニ

を添えた料理(大好物)をツマミに冷酒(浦霞)で痛飲。先程、起きました。


お手紙拝見しました。私の認識不足だったら、恐縮なのですが。大学では、社会学を

ご専攻された。従って、その社会学を一つの「アメーバ」に例えると、あらゆる方向

にその枝が延びていることが判ります。勿論、終わりのない。学問に終わりは、あり

ませんから。


私は、外務省(体臭省)の一番の欠点は、演算(数学であって、式の示す通りに値を

出すこと)や演繹(哲学であって、判っている一般的な原理から特殊なそれぞれの事

実につき、推論すること)や帰納(数学でも哲学てあって、一つ一つの具体的な事柄

から一般的な法則や原理を引き出すこと)の能力の欠落でもないことです。


それは、経済原則の「良貨が悪貨を駆逐する」ではなく、「モグラ(内通者)がキャ

リア職員を駆逐してしまった」ことです。ここで、モグラとは、人種的・政治的・家

庭的要因等で、自ら敵国のスパイに志願する連中を意味します。無党派層(筋金入り

の創価学会員かも)に属しながら、スパイからの軽い「オダテ」で図に乗るバカ。原

則、報償なしの連中。例外は不明。


一例を挙げましょう。外務省内でA国との通商条約を批准締結するために、各省庁か

らの原案(シナリオ)作りの依頼があったとします。この手の仕事は大抵、課長クラ

スの任務で、数年前に締結したB国やC国との同じ通商条約のコピペ作業から始まり

ます。彼らには、前例のない条約を新たに作り上げるアタマはないので、すべて昔の

「踏襲」から。すると、その課長はこのB国とC国の資料を集めるようにノン・キャ

リ職員(創価大卒が多い)に指示します。そして、このモグラはA国のスパイに「次

のお宅との通商条約―B国とC国との昔の条約内容がそのママ使われます」。これ

が、第一次漏洩。


次に、課長はコピペをふんだんに用いた「条約締結に向けての提案書」を何とか作り

上げます。おぼちゃん顔負け(私の提案は、彼女は外務省に入ること。勿論、彼女自

身の潜在能力が如何なく発揮できる)。そして、局長や次官に閲覧させるべく、再度

ノン・キャリ職員ことモグラに指示します。「条約局長も大使も入れるから、二〇部

コピーしてくれ」この一部も再度、A国のスパイに渡ります。これが、第二次漏洩。


最後は、各省庁課長クラスとの本会議用の提案書(恐らく、キャリア官僚による誤

植・誤字の確認済)。これも一部のコピーがA国のスパイに渡ります。これが最終こ

と第三次漏洩。


今回のアセアン諸国やインド出張で把握したこと。外務省やその傘下機構を通じて、

日本側の機密情報が敵国(相手国)に完全に「モレ」ていること。だから、日本は国

際競争に勝てないのです。おまけに、この情報は敵国どころか、当事国(入札国)に

も「モレ」ている。唖然としたのは、インドネシアの役人。私達のアプローチ方法

が、彼らの想定していた「日本人アプローチ」ではなかったので、「貴方達は、本当

に日本人ですか」と問われたこと。こんな時、背中に桜や龍の入れ墨でもしていれ

ば、彼らにご披露できたのに。ちょっぴり、残念。でも、入れ墨はしません。


お待たせしました。木の実カムカム様へ。以前、お話したサラリーマン時代にあった

業界初のTOEIC導入。偶然にもそのスコアがよかったので、私は講師として、従業員

(社員)に夕方からその受験対策を教えました。それで、興味深いことに「1か月何

冊本を読んでいる」「1日何紙新聞を読んでいる」で、会社側が要求する830点が

明確に分かれたことです。正に、ボーダーライン。これは、その受験生(社員)の日

本語語彙力・日本語表現力にTOEICのスコアが完全に正比例していることです。


要は、英語(他ヨーロッパ言語も含む)の上達ポイントは、変換能力と兌換能力なの

です。一例を挙げましょう。「朝からチョームカツク」と言っている方は、幾ら英語

を勉強しても(I am too upset in the morning)しか、アタマの中で変換と兌換でき

ません。一方、「朝から怒りが込み上げた」と表現できる方は直ぐに、(I give vent

to my anger in the morning)と云えるようになります。これは、比較言語学でも

「言葉の同調性」と言われています。判り易くいうと、前者の表現は周囲からもほと

んど相手にされないのに対し、後者は周囲が必ず、「どうしたの?誰のせい?アタシ

も協力する!」に繋がります。同調性の中の「積極的意思表示」とも言います。


そして、昨年のバカな学生「シールズ」のデモのプラカードでも始めは、「安倍内閣

反対」「安倍内閣ムカツク」。しかし、国会前のデモの時には、「安倍内閣に怒り

を」「安倍内閣に死を」。まさしく、言葉の同調性ですネ。これは、二次方程式を行

列に嵌め込むと直ぐに溶けます。そして、言葉の同調性の他に「強調性」がありま

す。これは、同じ言葉を無制限に何度も用いることです。「大勝利」「勝利への道」

「偉大な業績(文化人類学名誉博士号)」「世界平和の使者」「ガンジーを超えた」

「名誉会長の世界の友」「トインビー博士も認めた名誉会長の博識さ」「偉大な人民

の太陽であり続ける」もうお判りですネ。あの破壊的カルト教団こと聖教新聞の一

面。だから、信者は減らないかも。やっぱり、洗脳は怖い。では、片目のダヤン。

以上

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