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Channel: 伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」
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【私の対中戦略】日露平和条約の締結で中国は音を立てて崩壊し始める

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皆さんお元気ですか?
この秋、遅くとも年内に、安部―プーチン両首脳により、日露間に平和条約が締結されるでしょう。
ロシアとの関係正常化は、今後の日本にとって、明るい未来となるでしょう。
それは、平和条約が、両国にとってお互いにWIN―WIN (ウィンウィン)の関係になるからです。
日本側のメリットは、?シナ包囲網の完成
?北方領土の返還
?ロシアの安価な天然エネルギー(天然ガス、原油等)の供給です。
ロシア側のメリットは
? 「シベリア大開発」での日本側の莫大な資金供給への期待
? ロシアが敵対視する国家、中国へのけん制(ロシアではNATOの次に中国を安全保障上要注意な国と認識しています)
なぜなら、人口爆発したシナ人が勝手に中国東北部(旧満洲)の国境を越えて、何十万という人口がロシアのシベリア地域に不法侵入しているからです。
両国は1千キロの国境を接しており、ロシアはシナの人海戦術に深い警戒の念を抱いています。

一説によると、プーチンは日露平和条約締結後、首都をモスクワからウラジヲストックへ強引に遷都し、モスクワなどヨーロッパロシアから人口を
シベリアの過疎地に強制移住させ、シナ人の侵入を防ぐ意図があるそうです。

その為には、人口移動しやすい交通機関の充実が不可欠です。
そこで、日本の新幹線技術への期待が生まれるわけです。

「シベリア大開発」の理由は、従来ロシアは、天然ガスを欧州に売っていましたが、欧州の経済危機により天然ガスが売れなくなってきたのです。
それならば、シベリアなど東部ロシアでのエネルギー開発をやって、最大の需要国日本やASEANに天然ガスや、原油などを売り込もうとしているのです。

プーチンの「シベリア大開発」にかける意欲は半端なものではありません。
その為の資金として日本の巨額な資本がのどから手が出るほど欲しいのです。

日本にとっても、原油や天然ガスの供給元を分散しておいたほうがリスクが少なくてよいのです。

「北方領土の返還」についても、従来の四島だけでなく、全千島列島+南サハリン(樺太)が戻ってくるという説もあります。
実現すると嬉しいですが(笑)

【ロシアと日本の相性】
? プーチンは親日家
? ロシアの国教のロシア正教と日本の神道の類似性
? ロシア国民に親日家や日本の文化にあこがれを持つ人が多い。
? については
プーチンは過去のロシアの元首の中で格別の親日家です。
彼は、柔道の有段者ですが、日々「柔道は哲学だ」というのが信条であり、柔道を通じて日本の精神や文化に強い共鳴を抱いているのです。
後12年は大統領をやるでしょうから、交渉相手としては最適ですし、日露蜜月時代が続くでしょう。
? については
ロシア正教はキリスト教の一部ですが、カトリック、プロテスタントの様に人間原罪説をとりません。
その点、日本の神道に似ているのです。
また、敗者を崇敬する思想を持っています。ロシア革命でレーニンに惨殺されたニコライ2世一家をロシア正教の殉難者として
列聖しています。この点も日本の神道に似ています。
? については、
私の私見ですが、YOUTUBEを見ていると、日本人が持ち込んだリーチ麻雀や囲碁がロシアで流行していたり、原宿系のファッションのオーディションに
多数のロシアの美少女が参加していたりと、日本の文化に憧れて日本語を勉強する少年少女の動画が多数みられます。

国家や国民の相性は総じて良いようです。しかし、人によっては、第2次大戦の末期に日ソ不可侵条約を破って日本に宣戦布告して、満洲や樺太でレイプや略奪、シベリア抑留など極悪なソ連のイメージから
ロシアに対して反感を抱いている人も多いと思いますが、今のロシアとかつてのソ連は根本的に違うのです。
このことについては、また機会を設けて説明する予定です。

日本にとって戦略上さらに重要なことは、「東に進む」ロシアと平和条約を結ぶことによって、ロシアを東アジアのプレーヤーとして引き込むことができます。
このことは重要です。

今のままだと、我が国は米中2大国に挟まれて、まかり間違えばG2論だとか言って、米中の草刈り場にされかねません。
それを防ぐためにも、外交的にロシアを東アジアの安全保障に引き込んだほうがよいのです。

元公安調査庁のTOPの菅沼光弘氏によると、ドイツの秘密諜報機関のゲーレン機関の人物から、「ソ連がアフガニスタンに侵攻した理由を知っていますか?」と聞かれ「答えは日本が中国と平和条約を結んだからですよ」
と教えられたそうです。
ソ連はアフガン戦争で敗北し、まもなく崩壊の憂き目にあったのは周知のとおりです。

あの旧ソ連でさえ、日本が中国側についたことに相当なプレッシャーを感じて、ソ連の弱い脇腹に当たるアフガニスタンに侵攻せざるを得なくなったのです。

私は同じことは中国でも起きると思っています。
今現在、アメリカが、対タリバンアフガン戦争に敗れて、タリバンとの和平交渉にあせっているのはニュースのとおりです。
当初から、勝ち目のないアフガニスタンから2015年までに撤退すると宣言していましたが、和平交渉が成立し次第そそくさとアフガンから撤退することになるでしょう。

現在のカルザイ政権は腐敗がひどく人心も離れ、アメリカが撤退したのちには、短期間でタリバンに制圧されるでしょう。
かくして、アフガニスタンは再びタリバンの支配する国となるでしょう。

そうなると、タリバンが黙って見過ごせないのは、シナによる同じイスラム教徒のウィグル族の弾圧、虐殺です。
勇猛なタリバンたちは、シナに対して聖戦(ジハード)を宣告し、アフガン回廊を渡って新疆ウィグル自治区に攻め入りゲリラ攻勢をかけるでしょう。

現にパキスタンのタリバンは、シナのウィグル弾圧に怒って、パキスタン国内の中国人をどんどん銃殺しています。

ソ連にもアメリカにも勝った最強のタリバンですから中国も苦戦して、国内は大混乱に陥るでしょう。

そうしているうちに、年間20万件のシナ人の暴動を抑えきれなくなって、中国は音を立てて崩壊し始めるでしょう。

シナが崩壊する日を一日千秋の思いで待望しています。


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