伏見様及び読者の皆様:
片目のダヤンです。先ずは、サラリーマン時代のエピソードから。会社の通例を破って、30歳の誕生日を経て課長に就任した私が配属されたのが、
北米航路。そこで、サービス・コントラクト(海上貨物輸送契約)締結数を日本のみならず、アジア諸国の支店内でも一番になってやると、意気込んだ時期がありました。
最初の頃、その契約に従来の日本から「輸出」のみではなく、アメリカから「輸入」も含んだコンバインド・サービス・コントラクトにしたので、
信じられない程にその契約締結を完了することができました。只のモノ珍しさでしょ。
しかし、ある時期からパッタリと契約が取れなくなってしまいました。60枚から80枚前後(Aサイズ)の英文書類を
業務管理部のスタッフの方々が、夜11時過ぎまで残業して作り上げる。それを翌日私が、チェックして契約相当額の「印紙」を貼り付け、
客先の担当者から署名を頂き、アメリカ支社と全米海事委員会(FMC)にクーリエ便で送付するのが一連のサービス・コントラクト締結の流れ。
私は概ね、客先でこう云われました。「今回は署名できません。お宅より他社さんが安い海上運賃をオファーしてくれましたので。申し訳はありませんが」
こんな時、会社の他の営業マンは、広告代理店の辣腕営業マン同様、その担当者に「土下座」するか、
会社に長時間「居座って」何とか署名を頂いてくるのが営業の美談でしたけど。
私はそれをせずに担当者にこう告げました。「それじゃ仕方ないですネ。しかし、一つのことを記憶して下さい。
私が今の会社にいる限り、お宅の貨物を日本からボイコットさせますから」これを言うと担当者は、二つの言動を示した。
「早く帰って下さい」か「その手の脅しは私には通用しません」読者の皆様は、どちらの言葉を発しますか?
人間とは不思議なもので、契約締結を成し遂げたその晩の「美酒」よりも、署名なしの契約書類を会社に「持ち帰る」ほうが鮮明に覚えている。
会社に着くや否や、業務管理部の女性社員(現在はアメリカ大使館勤務)から、「XXXさん(私の名前)、今回もオジャンでお陀仏ですか?」
と、言われる始末。まるで、鋭利なジャックナイフで胸を突き刺されるような台詞。こんな台詞をそれなりの美人に云われると、ガクっとする。
そんな営業低迷期が続いた数週間、会社帰りに立ち寄った銀座のイエナ書房である一冊の本に出会いました。
それはノーベル文学賞も受賞したウィンストン・チャーチル自叙伝。こう記されていました。
「交渉とは始めから決裂するモノと思え」(Think the negotiations be a thing breaking down from the beginning)そして、
交渉を有利に運ぶ一番の要素は、限度ギリギリの交渉(an eleventh hour deal)であると。
この11番や11番目の由来は、ヨーロッパでは夜の11時を過ぎないと、空が暗くならないから。
その読後、私は営業スタイルを抜本的に変えることにしました。客先の担当者が契約書に署名するギリギリの段階で、いつもこう切り出しました。
「大変、恐縮なのですが、本社から思わぬ横ヤリが入りまして。今回の契約締結は始めからなかったことにして頂けませんか?」また、
この手の交渉はドナルド・トランプだったら、朝飯前の得意技。
政府の通商交渉担当者の方、気を引き締めて(Let’s be sharp)、頑張って下さい。
すると、案の定、企業担当者曰く「無茶言わないで下さい」「ボクは上司にどうやって説明すればいいのですか?」
「本当に困ります」「助けて下さい」「何とかなりませんか?これはお願いです」等々。
それで、私は担当者に条件付き(一部の区間の海上運賃アップ)で渋々、合意しました。勿論、これは私の仕組んだ「シナリオ」。
話を日韓関係に戻します。日本が韓国との従来の外交交渉で常に、誤ってきたこと。チャーチルが喝破した如く、
「交渉とは始めから決裂するモノと思え」ではなく、「交渉とは始めから合意を想定したモノと思え」の観点から行って来たから、
悪徳朝鮮人の「思う壺」の複合的かつ複雑な「迷路」に自ら進んで入り込んでしまった。これでしょ。
私が思うに彼らは、「言動」よりも「行動」。即ち、アクションに重きを置く民族・部族と思います。
だから、先ず「ソウル」にある日本大使館と「プサン」にある日本領事館の入口に巨大な「鳥居」を築き上げて下さい。
勿論、監視カメラ付き。その鳥居の10種類のうち、明神鳥居でも神明鳥居でも鹿島鳥居でも構わない。
その後、その鳥居を日本人学校、進出日本企業や日本料理店に拡大させる。即ち、「畏怖」(awe)と「恐怖」(horror)の念を朝鮮人に植え付けるのです。
これは湾岸戦争時のアメリカの軍事作戦名でしたネ。ちなみに、私が推薦する今回の作戦名は、「神社鳥居の逆転劇」(Reversal of the Shrine Gate)。
この効果は、絶大かも?では、片目のダヤン
*写真は今となっては空しい2015年12月の日韓合意、岸田外相とユンンビョンセ
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