伏見様及び読者の皆様:
先週の木曜日の夜、私の携帯が鳴りました。「XXXさん(私の名前)、XXXでございます(昔の部下の名前)。
大変ご無沙汰しております。お元気でしょうか?」それより、私が吃驚したのが自分の携帯番号。
サラリーマンを辞めて、5回程変更しているから。
どうやって、調べたのかしら?
この理由は、退職後にサラリーマン時代からやっていた「副業」の貿易代行業務が予想外に上手く行き、
会社法人にして家内と箱根に滞在している時に昔の会社から電話が掛かってきたから。それも夜の2時過ぎに。
「XXXと申します(昔の同僚の名前)。あの会社(私が営業開拓した法人)から、カーゴ・クレームが入りまして。
どのような処理が適切かと、思いまして」これは、私が退職してから1年半後の話。
こんな時、皆様ならどんなコメントをしますか?
私は、熟睡していたので、険の有る顔や相も出来ず、「知るかよ。そんなコト」で、電話を切ってしまった。
それからも深夜に電話が入るので、数か月毎に携帯番号を変えていた。ところで、この宿は箱根にある「強羅花檀」だった。
料金はかなり高めだったけど、離れが宿泊施設になっているので、費用と時間と癒しの総合費用対効果はバツグン。
おまけにネコの宿泊も可能だった。当時では珍しい。
それで、この部下は以前にも言及した東工大の出身。但し、会社がTOEICテストを導入後、その要求スコアに届かず、
会社を去ってしまった。現在は、海運業界ではなくバイオ業界にいるらしい。
「出来れば、月曜日の夜に新橋にあるあの中華料理店でお会いしたいのですが。如何でしょうか」と。私は承認した。
そして、この部下との思い出を。邦人企業と違って、外資系特に私が属していた海運業界は、毎年1月に給与査定があった。
だから、上位管理職者は、毎年11月と12月の土日、部下たちのホームパーティーに呼ばれて、
彼らの配偶者と一緒に飲食を摂らなければならなかった。この習慣は私が入社した時からあったから、随分と前から?
この時、部下の表情よりもその配偶者の顔とコメントが忘れられない。「ウチのXXXは、果報者でございます。
XXXさん(私の名前)の筆頭部下でございますから」それから、配偶者は私のコップにビールを延々と酌をして、
やや豪華な食事を全員で食べる。こんな感じ。これが大体、2時間から3時間続く。
実はこの査定で、年間100万円以上200万円以下(年収ベース)で差が開いてしまうから、当事者は全員必死。
一度、私が面倒になって家内を代わりに出したら、より面倒なことになってしまった。
何故なら、その翌週に私が行くことになってしまったから。しかし、家内を行かせてよかったこともあった。
これがこの部下のケース。オンナの直感かも?
家内は、帰宅するなり、「あの奥さん。かなり、淫乱で下品な方よ。アナタの部下が可哀相」とか。
それで、翌週、この部下のホームパーティーに行ってみると、奥さんはロックバンド・エアロスミスの
ヴォーカリスト「スティーブン・タイラー」にソックリで、
かなりキツメの化粧と香水。決してブスではないけど、フツーと境界線の方。
日本人では、同じくロックバンド・ショーヤのヴォーカリスト「寺田恵子」にかなり近い。
そのカミサンの職業を訊くと、スーパーのレジ係にパートに出ているとか。おまけに、「ミチコ」と同じ女子大出身というのも興味深い。
その後、このオンナは勤務先の店長との浮気がバレテしまい、元部下とは離婚。私が覚えているのは、
箸の持ち方が汚くてクチャクチャ音を立てて食べる方だった。
「それで、話って?」とビールを飲みながら私が訊くと、「前のカミサンと再婚することになりました。
でも、彼女は現在入院しているんですけど」ヒャー!こっちは、何処から切り出したらいいか判らなくなってしまった。
50過ぎのオジサンをビックリさせないで頂きたい。病名を聞くと、乳がんでステージ・スリー。
だから、生存確率はビミョー。それで、再婚した理由はこのオンナの母親から昨年連絡が入り、
もう一度会ったらこのオンナから再婚をせがまれたらしい。
こんなコトってあるの?でも、この部下は昔から人が好いというか、常に弱者の立場に立つヤツだったから。
私が輸入貨物で大手数社だけ、コンテナ・クリーニング・チャージを免除して、その差額分を中堅・中小企業に転化する
営業方針を出したけど、コイツだけ最後まで強硬に反対した。「それが競争原理といっても酷過ぎるじゃないですか?」
仕事はどう?と、尋ねると、「英語が無い分、ボクにはラクです」とか。この男も会社のTOEIC導入で、英語のトラウマが出来てしまった。
現在は、邦人系のバイオ会社の総務部に勤めているらしい。役職は、課長代理職。
帰り際に、この男は仕切りに私の手に札を握らせようとする。そのカネでカミサンに美味いものを買ってやれと云って、
私は新橋の駅前で彼と別れた。今でも昔の部下や知り合いの女性には、決して代金を払わせないのが、私の哲学。
では、片目のダヤン
*写真は寺田恵子・・・出典、三流女性誌の「美智子自身」より
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