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Channel: 伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」
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【ダヤン氏寄稿】選択と集中そして分散と買収・売却

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伏見様及び読者の皆様:

お客さんと雑談でよく出て来る話。「XXXさん(私の名前)、昔いらした船会社で一番、難しい部分(経営の側面)って、

何でしょうか?」私の回答は、いつも同じ。各国(日本を含め)コンテナの在庫収支バランス。

業界では、「イクイップメント・バランス」(Equipment Balance)と、呼んでいた。それを均等に分けることが一番、難しいと。

1990年代、特にプラザ合意後(我が国では、ポケット・モンキーと評された故竹下登が列席)、

日本のメーカーによる海外でのクルマ生産が急激に上昇した。一方、その自動車部品(オートパーツ)や関連商材は、

日本から輸出する。そうすると、その海外に「カラ」になったコンテナが異常に集積してしまう。

そして、各国でも沿岸部の港付近に行く貨物(日本からの輸出)は、左程問題がない。

何故なら、直ぐに各国への輸出貨物に置換転用できるから。しかし、内陸部に集積した「カラ」コンテナの在庫処理が厄介。

特に酷かったのが、アメリカ・オハイオ州にある「コロンバス」。ここにホンダや主要メーカーの工場があった。

そのカラ・コンテナを返却するにも莫大なコストが掛かる。ルートは、内陸部から沿岸部の港湾地区へ。

それもあってか、邦船三社(商船三井・川崎汽船・日本郵船)は事実上、オートパーツのマーケットから撤退してしまう(同1990年代)。

一方、私は別の側面を考えていた。日本での生活必需品(must-have)の輸入貨物を探せば、問題は簡単にクリアできると。

でも、その輸入貨物が中々、見つからない。そして、この当時は本当に、よく営業をした。

バトワイザーやクアーズのビールからタバスコやケチャップのメーカーまで。海外支店にも日々、

「セールス・リード」(Sales Lead/営業情報提供に近い)を打電し、日本とアメリカの同時営業と海外出張まで行った。

でも、メーカーの貿易担当者の回答はいつも同じ。「費用対効果なし」(won’t (will not) justified the expense)

日本向けの海上運賃が安くても、自社工場からオハイオ州コロンバスまでの内陸輸送運賃の方が高くなってしまうと。

そんな暗中模索の中、日経(現在も読んでいる)一面に明るい兆し(silver lining)を見つけた。「アメリカ産輸入大豆拡大へ」でも、

通常アメリカ産大豆は、メキシコ湾岸からバルク船で輸入されている。どうするか?そこで、私は日本輸入大豆組合と東京大豆組合に接触し、

コンテナ(主に、40フィート)で、オハイオ州産の大豆を輸入することを提案した。

利点は、

① メキシコ湾岸からバルク船で運ぶ海上運賃と同じにすること

② 航海日数が二週間弱、早くなること

③ 日本国内で、コンテナ毎工場へ直送出来ること

④ 従来の荷揚げと通関日数が大幅に短縮できること

⑤ アメリカ各地の大豆が集結したバルク船と違って、大豆の痕跡性(トレーサビリティー)が容易に把握できること。

これで、コンテナ船による大豆輸入が始まった。

現在は判らないけど、1990年代から2000年初頭まで、毎月300本前後のコンテナがオハイオ州コロンバスで、

自動車部品(輸出)から大豆(輸入)に置換転用されていた。だから、今でも私はスーパーに行くと、

手に取った調味料やワインや食料品の原産国を必ず見て、輸送ルートを思い浮かべるのが日課になっている。

何故なら、その輸送ルートには必ず、隠された「ドラマ」があるから。ドラマツルギーかも?

今日も随分と前置きが長くなってしまったけど。サムソン電子(旧名ラッキー三星電子)のギャラクシーノート型携帯の

発火事件にニュースに接して、思い浮かべたのが今回のテーマである「選択と集中・特化そして分散と買収・売却」。

中国系や朝鮮系の企業―彼らは商品開発(サービス提供も含む)時から先進国企業のノウハウを盗用・模倣して、

より安価な商品・サービス提供は、異常に上手い。

でも、それだけ。分散の部門に入る「アフターサービス」や「顧客満足度」や「リピーター客獲得」には、始めから眼中に入っていない。

そして、儲かった後の「ロードマップ」(道筋表)も全く、視野に入っていない。だから、「集中と選択・特化」は、評価できるが、

「分散と買収・売却」の知識と知恵は、いつもゼロ。要は、経営側面を多面的・重層的・将来的に考えることができる者が本社内に皆無なこと。

基本的には、サムソン電子が韓進海運の如く経営破綻して、日本企業や日本政府筋が「最安値」で買収。

そして、経営が軌道に乗ったところで、その最安値の50倍掛け前後で、欧米やインドやベトナムの主要企業に売却。

今後の勝利の方程式は、以下の通り。

●中国・朝鮮系企業の経営破綻

●日本企業又は日本政府筋による最安値での買収(債務負担は一切、負わない)

●欧米・インド主要企業への最高値での売却

●中国大陸や朝鮮半島諸国への経済植民地化の徹底

こんな時代が2020年以降、確実にやってくるのが私の分析と予測。

英語圏で、「指名手配」の犯人等を警察当局より早く見つけて、その懸賞金であら稼ぎするのが「バウンサー」(Bouncer)という職業。

一方、中国・朝鮮系企業で経営破綻した企業群を第三者に売り付けるのが、「バウンス・シューター」(Bounce-Shooter)という新たな職業。

これは勿論、私の造語だけど。直訳すると、「ハネ返りの狙撃者」。

これも2020年以降、出て来ますね。英語と法律と会計知識に自信がある方には、ピッタリの職業。

なお、各国の紛争時の解決人は、外交官を凌駕した職業で「トラブル・シューター」(Trouble-Shooter)と、言います。

ひょっとして、ゴルゴ13かも?

次回は、本日の朝日新聞33面(文化・文芸)に寄稿したロック評論家萩原健太への異論と反論。

彼曰く、「ボブ・ディランの歌詞は難解だ。特に英語が不得手だという人が多い日本人にとって、

彼の歌詞に正対することはある種の苦行」とか。私の見解は、真逆。この輩、作家村上龍と同じで、

事象を敢えて難しく・判り難く捉える傾向あり。

ボブ・ディランの歌詞は、旧約聖書(新約聖書はあまり、引用していない)やシェークスピアを原書で読める英語力があれば、

八割強はイメージ化できるし、意味も判る。そんな感じを綴ります。それから、個人的には、ディラン(ズィンマーマン)が

ノベール文学書を辞退してくれると、超カッコイイけれど。

それを某国の反日作家である村上春樹がブラックマーケットで、一千万円で購入。これがオチ。

そして、最高のオチは、中国人作成の「ニセモノ」の証書とメダルを彼が掴むこと。

彼ならやりそうでしょ?また、発表記者会見で、誰かがそれを暴く。最高かも?

追記:ゲスな話だけど。やがて来る朝鮮半島有事の際に、あら稼ぎできる職業が「天然資源」と「人的資源」のハンター。

前者は、中国の埋蔵量を軽く凌駕する「レアアース」(英語では、Rare-Earths)で、後者が「喜び組」の発掘と導入。

これを風俗店やソープランドに上陸させたら、経営者の笑いは止まらないハズ。

だから、早めに商標登録をしなくちゃ。「ポージン・ハーチャ・クラブ」どうやら、朝鮮語で直ぐに「ヤル」ことの意味らしい。

今後、在日企業のことを「ポージン・ハーチャ」と称呼しても、異論・反論はございません。

では、片目のダヤン

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