③も私は有り得ない見ています。
チャイナウォッチャーの宮崎正弘氏が述べていましたが、中国兵の特徴は
(1)死ぬことを極端に恐れる。
(2)大将は、部下に「突撃」を命じた後、必ず自分だけ戦場から逃げる。
上記2点です。そもそも「軍人」としての資質や、使命感、責任感が皆無なのです。戦前の大日本帝国なら、「戦死」は軍人としての名誉でした。
≪中国ネットで「いじられキャラ」の元軍人二人≫
一人は、対日強硬派で知られる、元陸軍少将の羅援(らえん)氏です。現在はTVで、「軍事コメンテーター」をやっています。
彼の主張は昔から一貫して、「東京に核ミサイルを撃ち込め」「天皇を処刑しろ」「靖国神社を焼き払え」等々、まあ、勇ましいものです。
しかし、この人には、国民が皆知っている「恥ずべき前科」が有ります。
1979年の対ベトナム「中越戦争」の時、作戦参謀として、前線勤務していた、彼は、部下に突撃命令を下した後、共産党幹部であった父の羅青長に
「死にたくないから北京に戻りたい」と懇願しました。父は親しかった周恩来首相に頼み込んで、可愛い息子を北京に戻させました。
「中越戦争」は中国の惨敗で、多くの中国兵が戦死しました。自分たちが必死に戦っている時に、大将が一人だけ、逃亡していたら、
そりゃあ、軍隊の「士気」も下がって大敗しますよ(笑)
中国のネット民は、彼のそういう恥ずべき過去を知っているので、ついたあだ名が「口だけ将軍」です(笑)
「微博(ウェイボー)=中国の2ch」では、彼は、「お笑い芸人扱い」です。
しかし、そこは、プライドの高い「口だけ将軍」の彼のこと、ネット民が自分の悪口を書き込むのが許せず、よく、「自作自演」で、
自分の擁護を書き込むそうです。しかしネット民に「身ばれ」して後は「タコ殴り状態」、ついた二つ目のあだ名が「炎上将軍」と言うのも笑えます。
★人気を羅援氏と分け合うのが、張召忠(ちょうしょうちゅう)元少将、TVの軍事コメンテータや軍事コラムニストとして大人気です。
この人もワンパターンの強硬発言です。「米中は必ず世界大戦を起こさねばならない」等々。
しかし、数々の予測を100%外すことから、ネット民がつけたあだ名が「逆神(ぎゃくしん)」です。
でも、ことごとく100%外すという事は、凡人ではなかなかできないことですよ(笑)
≪人民解放軍は、中国人の「人気就職先No1」≫
中国では、人民解放軍が一番の人気就職先だそうです。理由は
①福利厚生が手厚い・・・住宅や、年金制度が充実しているのでしょうか?
②そもそも仕事が総合商社・・・日本で言えば、三菱商事や、三井物産に入社する気分で就職するのでしょう。
③仕事が、日本の「地方公務員」並みの楽珍さ。・・・何せ仕事はきっちり5時で終わって、後は深夜までマオタイ酒で大宴会ですからね。
ちなみに、私の地元の市役所の公務員たちは、夕方4時30分になると、仕事が途中でも止めて、机の上をきれいに片づけて、周囲と雑談しながら
5時のチャイムが鳴るのを皆まっています。5時のチャイムが鳴るや否や、脱兎のごとく、職場を出ていき、5時15分ぐらいには同僚と近くの居酒屋で飲んでいます。
従って、勤務時間中にもかかわらず、4時30分過ぎに、仕事を頼むと嫌な顔されるんですよね(笑)
★こんな軍隊が、習近平が失脚しても「暴発」する理由も根性もないですよ。
★しかも、前にも述べましたが、「人民解放軍」は「共産党を守るための軍隊」であって、「国家、国民を守るための軍隊」ではないのです。
≪共産党が消滅したら、雇い主の居なくなる軍隊≫
★私の見方では、もし「中国共産党が崩壊・消滅」したら、人民解放軍の将兵は直ちに「退職届」をだしてきっちり「退職金」を貰うでしょう。
そして「軍服」を脱ぎ「背広」に着替えて、本来の業務の「商社マン」に早変わりするでしょう。
★次にやることが「軍事施設」や「武器庫」を抑える事。これは「軍事暴発」ではありません。
★「中国兵十八番」の「武器の横流し商売」です。
大東亜戦争中、四川省の重慶に立て籠もって、抗日戦争を続ける、国民党軍を米軍は軍事顧問団をおくって援助しましたが、
「国民党軍の腐敗」・・・「米軍が無償提供した最新鋭武器」を横流しして金儲けするのを見て、米軍も蒋介石を見限ったそうです。
★ですから、「商社マン」に戻った元軍人たちは、人民解放軍の武器を他国に高く売って大儲けするでしょう。
北朝鮮とか・・・「イスラム国」に売られたらちょっと怖いものが有りますけど・・・
彼らは人民解放軍時代の、人脈やコネを使って、「商社マン」として大儲けするでしょう。
★これを、宮崎正弘先生は「権力の市場化」と読んでいます。要するに「特権」を「金」に換えることです。
続く
*写真は、中国ネット界の「炎上将軍」こと羅援元陸軍少将
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