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Channel: 伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」
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【ダヤン氏寄稿】でれでれ草さんの「でれでれ草の英語塾」-その前触れ(予告編)

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伏見様及び読者の皆様:

この現象は、私と家内(配偶者)が結婚した31歳の時から変わらない―それは、不思議と家内や友人やお客さんと都心部を歩くと、

必ず外国人から声を掛けられること。その内容は、自分の宿泊先のホテルやレストランやコンサートホールや店舗の確認等。

今週も取引先の社長と霞ヶ関付近を歩いていたら、外国人に声を掛けられました。

その社長曰く、「XXXさん(私の名前)、やっぱり、全身から外国語のオーラが出ているからですヨ」とか。う~ん。

次は、別の取引先の女子社員から声を掛かられました。この方、私と同じ50代前半。但し、30代前半から英会話スクールに通っている。

1ヶ月2万円の授業料だから、2万円X12ヶ月X20年間で、480万円強の教育投資。

ウヒャー!でも、英語が話せない。彼女曰く、「アタシってバカだから、英語が話せないんでしょうか?」う~ん。

最後は、知人の紹介で家庭教師をしている女子中学生と男子高校生。科目は、英語と数学。

二人とも大学付属ではない私立有名中学・高校に通っている。それで、ビックリしたことは、

私立の学校って夏休みに「補習授業」があるんですネ。公立中学・都立校に通った者には、夏休み中に学校に行くことが信じられない。

そして、二人とも英語の補習授業で英語担任の教諭から、以下の日本文を英訳すように求められた。

●『(台風9号の影響で)電車のダイヤが混乱しているんです』

その英語教師が示した模範解答は、

●(Due to a typhoon No.9) The trains’ diagram is in confusion.

私は、このプリントを見て、日本人が幾ら勉強をしても英語を表現できない又は英語が話せないワケが判りました。う~ん。

要は、

①日本語を英語にソノママ訳している。日本語英語のママ(Japanglish)

②その「電車のダイヤが混乱しているんです」を誰に話し掛けているのか?特定できない。

③書き言葉(Writing Language)と話し言葉(Spoken Language)が滅茶苦茶でゴチャゴチャ(mix it up)になっている。

ちなみに、私だったらこう訳します。先ず、ダイヤグラム(diagramは図形や図解であって、日本語の列車のダイヤではないから)は、

timetable or scheduleが相応しい。そして、in confusion(混乱している)は、書き言葉であって話し言葉ではない。

そうすると、以下の通りになる。

●書き言葉(電光掲示板や文書の表示)

The trains’ schedules are chaotic.

The trains’ schedules are in confusion.

●話し言葉(見知らぬ者に云う場合)

The trains’ schdules’re (schedules are) screwed up.

The trains’ schedules’re (schedules are) messed up.

●話し言葉(親しい友人や独り言の場合)

The trains’ schedules’re (schedules are) fucked up.

それで、台風の影響で交通機関も含めて、『事態が混乱しているんです』を表現すると、

●書き言葉(電光掲示板や文書の表示)

The situation is out of control.

The situation is chaotic.

●話し言葉(見知らぬ者や親しい友人も含む)

The situation’s (is) messed up.

The situation’s (is) a madhouse.

The situation’s (is) a problem.

が相応しいと、思います。如何でしたでしょうか?こんな感じで、

①「日本語英語」からの完全脱却

②「誰に話すのか」否かの特定

③「書き言葉」と「話し言葉」の明確な相違を念頭に置きながら『でれでれ草の英語塾』を今月末(週一回程度)から開講します。授業料は勿論、全額無料。

これで、2019年のラクビーのワールドカップや2020年の東京オリンピックの「個人通訳ガイド」になって、

ガッポリ稼いで下さい。なお、外国語上達の一番の秘訣は、「自分でやること」に尽きます。


例えば、読者の方々-学生時代や会社時代のキャンプや旅行や飲み会でも、単に参加しただけでは、

ほとんど自分の記憶に残っていないと、思います。但し、自分で幹事や主催をした場合は、明確に記憶に残っている。

この違いは、「自分で行い」「自分で立案」「自分で統率」したからです。

私が他人よりも外国語に秀でることが出来たのは―サラリーマン時代の海外出張の際、日本では最初の飛行機と最初のホテルしか予約を取らなかった。

だから、次の飛行機やホテルや帰りの飛行機や最後のホテルまでの全ては、現地から「自分で」予約をしなければならなかった。

これだけ。実に簡単なことです。誰でもできる。

一方、これができる者は現在も残念ながら、非常に少ないのが現状。このへんを是正しない限り、

日本人の英語力も小学校低学年から英語を学んでも何ら語学的頭脳に貢献しないのが、私の考え。

では、片目のダヤン

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