【ダヤン氏寄稿】昔の学級委員選挙を思い出して

伏見様及び読者の皆様：

毎朝の日課である散歩（ネコは付随せず）をしていたところ、近所に都知事選のポスターが設置してありました。

前回の参院選挙と同じ場所。それで、昨日（１４日）の告示、２１名の立候補者のうち、貼り出してあったのは、以下の３名だけ（番号順）。

鳥越俊太郎（７６）ジャーナリスト

増田寛也（６４）元総務大臣

小池百合子（６３）元防衛大臣

既にお判りの通り、上記３名は日本の選挙に於いて、必要不可欠で三つの要素である「地盤（後援会）」「看板（知名度）」

「鞄（選挙資金）」のサンバンを全て充足した候補者。従って、残りの１８名は何れかの理由でその要素を告知日でも具備することができなかった。

でも、この中から新都知事が誕生しますネ。それも獲得票数も順位も同じで。残念ながら。

だから、アダム＝スミスの「国富論」に出てくる「神の見えざる手」を嘆いてもダメかも。

以前、お話した小学校時代の学級委員選挙。三年生から四年生に進級した際、もう一人の学級委員（女の子）と

こんな打ち合わせ（根回し）をしました。立候補者を複数にして、「賭け」をしよう。でも、この話は親しい友人だけ。

すると、面白い現象が起きました。従来の学級委員（私と女の子）に対立するグループが、複数の候補者を擁立したこと。

それで、彼らは私達の友人を懐柔すべく、学校にオヤツを持って来たり、自分や候補者の誕生日会に私達の友人を招いたり。大人の生活と何ら、変わりない。

それで、私は更に「奥の手」を考えました。選挙資金として「賭け金」の設定。一律、二百円を自分の候補者（その候補者自身も含む）へ。

その候補者が勝った場合は、賭け金が二倍。しかし、負けた場合は没収。このオチは、従来の学級委員だった私と女の子がそのカネを回収した。

つまり、始めから胴元がいる「デキレース」。ちなみに、当時、遠足のオヤツ代金（学校の取り決め）が三百円だった時代。子供には、デカイお金。

この小学校四年生の時の学級委員選挙は兎に角、白熱しました。何しろ、私を含めた取り巻き連中が俄か「成り金」になってしまったのだから。

おまけに、担任の女教諭にもバレずに。それから、このもう一人の学級委員だった女性―現在、東京都庁に勤務。だから、名前は出せません。

でも、ひょっとして、庁内で職員が選挙を賭けたりして。その場合、「的確なオッズ」を知らせて下さい。２倍・８倍・１９倍の順でしょうか？後の候補者は全員、万馬券。

最後に、鳥越が堅い理由。１５日（金）の新聞株式欄。それも「医薬品銘柄」。かなりの会社の株価が前日比アップ。

アナタの「ガンの告白」は、一般投資家のココロに「災」を灯しましたネ。私も購入しないと。それから、私はアナタには投票しませんから。念の為。

では、片目のダヤン


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