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Channel: 伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」
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【Suica割氏寄稿】数学的に読み解くスパイの行動原理(文系編)

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Suica割です。今回も転載など自由です。

さて、今回はスパイの行動原理について、文系が数学的に考えてみて、こうではないだろうか?

と、考察したことを書いていきます。

まず、ひとつ目。実は、スパイは濡れ仕事をやりたくない。それに、コストパフォーマンスは気にする。
意外でしょうが、これは数学的には、おかしくないのです。

熟練者でも、失敗のリスクは確実にあります。一回のリスクは極々小さいものでしょう。

しかし、これを数多くこなすと、失敗のリスクは大きくなります。

単純に半分の確率で成功すると考えてみてください。

個別の事象(暗殺任務)で考えれば、二分の1ですけど、連続のプロジェクト的
ミッションとして考えたらどうでしょう?

二回とも成功する確率は4分の1、三回では8分の1と下がっていきます。

暗殺任務が失敗して、余計な不利益を被るならば、工作は少ない方がスパイ組織にとっては、利益になります。

さらに、それならば、コスト最小で利益最大なターゲットを狙うのが得となります。

単純に考えてみてください。他は空くじとして、1000分の1で千円が当たるガチャガチャと
一万円が当たるガチャガチャがあるとします。一回百円ならどちらを引きますか?

ここまで、書けば、理解していただけると思います。(まあ、実務では、もっと高度な分析で対象を決めていると想定しますが)

二点目に対象の敵や批判者はまず、消す対象にはしない。そして、利益等を与えたりもしない。

ここでは、フローチャートで考えていきます。

消す対象には、利益を渡したくはない。

影響力を削いでおきたい。これは、スパイとしては、消す以前にやっておきたい事です。
(敵に力をつけられると、消すまでに時間がかかったり、始末する範囲が拡大したりと面倒が増える。)

これまで読んでこられた伏見さまのブログ読者には、分かりやすいので、余命を例にとります。

伏見さまが的確に批判する→騙される前に気がついた人が本を買わない→印税が余命に入らない→余命の経済的な利益が

減る。

アメリカのスパイ組織の損にはなりませんね。

伏見さまが的確に批判する→騙されたと感じた読者が離れていく→信者が減る→影響力の低下

こちらもアメリカのスパイ組織の損にはなりませんね。

むしろ、二つとも、組織利益を高める行為になっています。

副次的にありえる事象も書いていきましょう。

伏見さまが的確に批判する→面白いと感じた人が個別に飯ウマネタとして、批判する→さらに、余命の評価が下がる→
アメリカの利益になる(前の二つで証明済み)→アメリカとしては、国益になっている以上は、伏見さまの妨害は確実に不利益と判断する。
しかし、利益等を与えたりして、関わった証拠があると、余命の裏の組織が反撃の材料に使いかねない。→あくまで、関係ない者達として、勝手にやってもらう。

ただ、他に納得出来る理論で、消す可能性をダヤン様ならば、出しそうなので、まず、消されないと判断します。

以上、文系数学的考察を終わります。

以上


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