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Channel: 伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」
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【モサド(ダヤン)⑤】ナルの国宝売却とマネーロンダリング疑惑、転載フリー

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伏見顕正様

おはようございます。早速、suica割さまへの回答を。兎に角、着眼点の良い方です。

先ずは、担保書類になる信用状(L/C/letter of credit)から。輸出でも輸入でも、商材が高額になればなるほど、その代金の回収に頭を悩ませるのがメーカーや商社の担当者です。

それで、銀行や保険会社の名称をその書式に記入するようになったのは、17世紀後半のイギリス東インド会社設立時にその起源があるとされています。

個人的に思うことは、海運・貿易・保険の強固なトライアングルを確立したイギリス人は、やはり世界の7つの海を支配できた民族です。

それに、彼らは植民地支配の更なる道具として、その原住民たちに「英語」の使用を強制しました。

現在のアメリカ支配型モデルもその原型概念は、昔のイギリスにあると考えます。

それで、今から10年ほど前まで、その信用状には銀行や保険会社名の他、「海運会社名」の列挙は必須でした。

これは、その貿易支払条件をCIF(cost, insurance and freight)とすると、その取引総額が瞬時に判明してしまう。

偶然にも家内が某都市銀行の輸出信用状課に勤務していたので、銀行内でコピーが不可だったその内容を夕食時に暗唱してもらう。

これで勿論、大手企業の貨物を丸齧り。その中で詳しくは、書けないのですが。我が国の大手企業の大半(90%以上)は、

確実に「マネロン」を行っています。要は、ある時は商品代金が1万㌦。でもある時は、その同じ商品が3万㌦。その差額の2万㌦は何処へ?

勿論、輸出入先の銀行を経由して、別の銀行に振り込まれています。これも日系の銀行ではないのは、確かです。

結論は、ロイズ保険協同組合の担当者の同僚が語ってくれたからです。その受託銀行名を。私がカマを掛けて、

「HとUのどっち?」と訊いたら、Uだよの回答。この場合、H=HSBCになります。何しろ、

イギリス人はアルファベットの短縮系が大好きな国民ですから。映画007でも「M」や「Q」が頻繁に登場。

最後に、ケツ2の方の国宝売却に関して。ご本人が上記のようなスキームを用いて売却するのは絶対不可能ですから、
必ず「指南役」がいるに違いないと、判断。それが、海運会社・商社・保険会社・銀行出身の誰なのか?貴殿と読者の方の調査を辛抱強く、待つことにします。では。

≪補足説明≫
「マネロン」;マネーロンダリング(資金洗浄)の略称
違法な行為、例えば盗品の売却等(ヤフオク事件)で得た犯罪収益を、銀行の口座を通すことによって出所を消し「見た目綺麗なお金」に変える行為。
我が国では、「犯罪収益移転防止法」によって厳しくチェックされている。所管官庁は「国家公安委員会」(警察庁刑事局組織犯罪対策部犯罪収益移転防止管理官)。

*写真はロンドンにあるロイズ本社

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