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Channel: 伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」
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【政局を斬る③】安倍談話大成功に終わり、最低2018年までの長期政権が確定。転載フリー

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皆さんお元気ですか?ちょっと時間が経ちましたが、大成功に終わった安倍談話の総括と歴史的意義、今後の政局(政界の動き)について論評したいと思います。

安倍談話に対する、私の採点は100点満点中の、95点です。マイナス5点の理由は、「反省」という言葉は必要ないと思っていたからです。

先の大戦=大東亜戦争は、GHQ総司令官の、マッカーサーが、帰国後、米国議会で、証言したように「太平洋戦争(アメリカ側の呼び名)は日本の【自衛戦争】だった」からです。

敢えて「反省」するとすれば【戦争に負けたこと】です。これは、日本人より日本人らしい、親日国台湾の高齢者(日本の教育を受け、日本語をしゃべる人たち)の共通意見です。

台湾のお爺ちゃん、御婆ちゃんは、今の日本人の様に自虐史観に汚染されてませんから、特に近代史については、日本人より、まともで、本来あるべき正しい歴史観を持っています。
8月14日と15日は、安倍総理と、「倒閣」を狙う今上陛下の手に汗握る「権力闘争」の二日間でした。官邸サイドでは、5月ごろから、「陛下が安倍談話を潰す「お言葉」を述べるらしい」という情報をキャッチしており、入念な戦略を練
っていました。その、戦略とは
①安倍談話の発表を、陛下のお言葉より、一日早い日14日にやる。これで、世界各国の目は安倍談話にくぎ付けになる。
②談話が長くても、陛下の発言を、包摂し、影響力を封殺すること。
③陛下が使用する「反省」という言葉を、一日早く使い、「お言葉」の国際世論、国内世論に与える影響を軽微なものにすること。
私は、この3点について、安倍総理と官邸の戦略はすべて成功したと思っています。安倍VS陛下の権力闘争は、安倍総理の完勝に終わりました。
その証拠に、世界各国の首脳の印象は、「評価する、歓迎する」の一色です。私は、ネットのニュースや、海外の翻訳サイトで見ていましたが、「お詫び、謝罪」をしなかった安倍談話に対して、各国のネット民はほとんど例外なく高評価
で、受け止めていました。特に書き込みが多かったのはアメリカで、面白いコメントも多かったです。例を挙げると、
「今、生きている日本人はほとんど、70年前の戦争に関係ないだろう」「俺たちこそ、インディアンを虐殺したことを謝罪しなければいけないのではないか」「70年前の戦争のことより、俺は任天堂の岩田社長が亡くなったことの方が悲
しいよ」等々、交戦国だった、オーストラリアや、ニュージーランドさえも、「先祖がやった戦争について、関係ない子供や、孫が謝罪する必要はない」という意見でした。
日本軍の占領により、白人植民地から解放された東南アジア諸国は、「日本は一体いつまで謝罪するつもりなんだ」と、独立の恩人に対して、疑問を抱いていました。
★要は、中韓以外は、完全な【未来志向】なんですよ。中国の軍事的膨張に対して、日本がどれだけ、安全保障面で貢献してくれるのかが、もっとも諸外国の注目の的なんです。
中国と韓国もしぶしぶ容認しましたね。イギリスのFT誌(フィナンシャルタイムズ)が指摘しているように、安倍談話で中国は日本批判を正当化できなくなりました。談話で列強の植民地支配に触れたために、下手に日本を非難すれば、ブ
ーメランとして、自分たちの、チベット、ウィグルの弾圧に跳ね返ってくるからです。韓国のパククネと、駐日大使ユフンスの「努力の跡がみられる」との評価は、逆に要注意です。
理由は、韓国御得意の【用日】です。韓国経済と韓国政府は既に【ゾンビ状態】で片足を棺桶に突っこんでいます。要は、「金が欲しいんですよ(笑)」露骨なすり寄りが始まったんですよ(笑)絶対騙されてはいけません。
≪安倍談話の歴史的意義≫
①終戦の日、10年ごとの総理談話の終結
②今上陛下の役割の終わり。
③台湾を国として扱い、中韓より上位に持ってきたこと。→来年の台湾との国交回復を示唆
④安倍長期政権の確定
①については、公式発表としては、村山談話→小泉談話を継承したことになっていますが、【お詫びの拒否】【子や孫の謝罪の拒否】で、村山談話以降20年続いた、謝罪談話にピリオドを打ちました。
20年間日本を呪縛した村山談話から、日本人は解放されました。無意味な総理談話を完全終結させたのです。10年後の戦後80年にまた、総理談話をやるようでは、世界中の笑いものにされますよ。
実態としては、村山、小泉談話を事実上否定しています。これでよいのです。そして、10年後には、中国も、韓国も滅亡して、地球上に存在してませんよ(笑)
私は8月15日の「終戦記念日」という名称が大嫌いです。戦争に負けたことが何故、記念になるのか理解できません。こういう名称にするから、延々と、反省だ、謝罪だという空気になるのです。名称が左翼的ですね。
どのみちお盆なのだから「英霊の日」に名称変更したらよいと思います。国や、家族を守るために、尊い犠牲となった、英霊の魂に、慰霊と感謝の念を伝えるのです。そうすれば、純粋に国内の行事になり、中韓の内政干渉を受けな
くなります。先の大戦で、大英帝国は、日本軍にシンガポールを陥落され、プリンスオブウェールズ、レパルスの東洋艦隊も全滅させられ、帝国は解体しました。しかし、イギリスでは、歴史の教科書で日本に負けたことは教えてい
ない、そもそも、教科書に記載されてないそうです。イギリスを真似ろとは言いませんが、日本ももう少し融通を聞かせたらどうかと思います。是非8月15日は「英霊の日」に名称変更してほしいです。
②については
私の予想通り、陛下のお言葉は、安倍談話ほどは注目されませんでした。お互い「反省」など言葉が被ったこともあり、一日先に発表された安倍談話の方が世界の注目度が高かったからです。一部NYT(ニューヨークタイムズ)
等、陛下のお言葉を、安倍談をより評価している新聞もありますが、NYTは、戦前から名うての【反日新聞】ですよ。反日=反安倍です。NYTは、安倍談話が出る前から「日本は心から謝罪すべきだ」との論調でしたが、これに
対して、アメリカのネットユーザーの反応は、否定的で怒ってすらいました。「NYTは馬鹿なことを言うな」と。NYTは日本で言う「赤旗」のような存在ですよ。相手にする必要はありません。
陛下は、15日の戦没者慰霊際の時に、重大な手順のミスを起こしました。それは、黙祷の時間に、ポケットから原稿を取り出して、お言葉を述べ始めたのです。本来なら、それに気付いてご注意成されるべき皇后さまもお気づきに
なりませんでした。率直に言ってお二人とも、認知症をお持ちではないかと心配です。私としては、もう公務の一線からリタイアされて、お元気なうちに、両陛下の宮中祭祀を、秋篠宮殿下と紀子妃殿下に完璧に引き継いでもらいた
いと思います。学習院時代のあだ名が「ケツ2=最後から2番目」の東宮には知能的に無理でしょう。その嫁の朝鮮女はそもそも論外です。両陛下は、生きている間に、正しい祭祀を後継者に伝授する義務が有ります。何しろ、宮中祭
祀には、マニュアルなどないのですから。それにしても、東宮一家の行動には度肝を抜かれました。何と、8月15日に、一家で税金を使ってお遊び旅行ですからね~普通の日本人ならば「お墓参り」でしょう。この一家は、【日本
国の象徴】には絶対に成れないなと改めて確信した次第です(笑)たちの悪いギャグとしか思えません。
③について
台湾の掲示板を見ると、親日台湾人たちは皆、大喜びですよ。親台湾派の私としても、嬉しいです。良く中国が文句を言ってこなかったな~と不思議に感じますが、中国にはもうその余裕はないのでしょう。賃金の高騰により、生産
基地としての意味が無くなり。上海株の暴落に始まった、バブルの大崩壊。AIIB(アジアインフラ投資銀行)の失敗。核爆発の様な天津大爆発。上海株大暴落で、日本のお得意さんだった中国富裕層もずいぶんと大損しました。
あんな、意味不明の爆発なんか起こして、よく核兵器を管理できるな~と呆れてしまいました。正直言って中国という国は、一部の日本に爆買いに来る富裕層を除けば、無価値です。
それよりも、世界最大の親日国で、沖縄列島の南に位置し、フィリピンの北にある第一列島線上の台湾の方が、日米両国にとって戦略的に重要です。安倍談話は、前もって、オバマ政権に原稿を見せてOKを取っているらしいので、
来年はいよいよ、日米両国は、ともに、台湾と国交を回復するでしょう。折しも来年一月は、台湾の総統選挙です。8年間政権にいた親中派の馬英九(香港人)が引退し、反中国親日の民進党の蔡英文女史(本省人=元々の台湾人)
と国民党の洪秀柱女子(外省人=戦後渡ってきた中国大陸人)の一騎打ちになりますが、支持率から言って問題なく蔡英文が勝ち、親日親米政権ができるでしょう。そして、国交回復です。今から、待ちどうしいです。
⑤について
今、懸案となっている「安保法制」は問題なく参院で可決されるでしょう。参院でも、自公は過半数を占めています。次世代の党、日本を元気にする等の協力も見込めます(自民党本部の見解)
更に、民主党内部にも手を突っ込んで、賛成者を引き出そうとしています。中央公聴会を8月下旬に、採決を9月上旬に持っていく腹のようです。最悪60日ルール(衆議院の優越&憲法第59条の「参院のみなし否決」)を使って、衆
院で再可決という手もありますが、それをやるとまた「数の横暴だ」「参院軽視」だと、うるさいので、そこは、何としても参院で可決してもらいたいところですし、高いハードルではないでしょう。
★「法案可決の日」に【国会を包囲する数万人のデモ】は起きない。
今回の、安保法制反対デモは、Sealdsという、民青、中国の工作資金を貰った共産党、在日朝鮮人主導のデモです。大体、リーダー格の明治学院大学の奥田愛基からして、コテコテの朝鮮人です。えらが張り、角ばった顔、そもそ
も○基という名前は、朝鮮人独特のものです。60年安保闘争、70年安保闘争の時は、幹部や、指揮官、将校クラスは皆、東大生でした。彼らが、戦略と戦術を練り、他大学の学生が、シナリオ通り、一兵卒として機動隊と戦ったんで
す。東大生は、例え安保闘争で警察に逮捕されても、皆、それなりにちゃんと就職しています。私の近所の10歳上のお兄さんは、70年安保で逮捕されましたが、東大理学部の修士を出て、協和発酵という大企業に就職し、かなりいい
ところまで出世しました。しかし、他大学の人は逮捕されたらアウトです。露骨に言うと偏差値の低い大学の学生ほど、人生棒に振ります。今回の学生デモで顕著なのは、東大生の姿を見ないことです。彼らには東大ブランドが有るか
ら、就職リスクもないし、絶好のエネルギーの発散場になるはずですが、姿を見ません。利口な彼らは、今回のデモは、朝鮮人学生+お花畑学生+プロ市民+共産党のデモにすぎないと見ぬいており、勝ち目のない馬鹿騒ぎには参加する
気が起きないのだと思います。安保闘争とは過去二回とも、実質、内戦に近いものでした。デモが「闘争」に格上げされるには、優秀な戦略家、指揮官が不可欠です。それをできるのは、東大の革命理論に通じた学生しかいません。そう
いった、指揮官の居ないシールズらのデモは烏合の衆にすぎません。せいぜいカンパ希望のハンストが関の山でしょう。こんな甘えた連中に国会包囲数万人のデモなど、起こせようがありません。笑止です。
≪自民党総裁選について≫
9月の自民党総裁選は、90%無投票で安倍さんの再選の方向で収斂していってます。先ず数日前、安倍内閣を倒したい、野中広務や古賀誠におだてられた野田聖子が、色気を示しましたが、二階俊博率いる二階は30数人が、全員連名
で、安倍支持を打ち出したため、野田聖子の目は無くなりました。態度を決めかねていた岸田外相の岸田派も昨日、安倍支持を表明しました。
残るは、石破茂だけです。青山繁治氏に言わせると、「石破の側近たちがどんどん逃げ出してる」そうです。石破という男は、自民党の特に派閥の領袖クラスや、ベテラン議員から信用されていません。何故なら、1993年小沢一郎ら
とともに、自民党を飛び出した男だからです。単なる離党なら傷は軽かったでしょうが、離党後に宮沢内閣不信任案を可決させ、その後の衆院選で、自民党を野党に転落させたA級戦犯だからです。野中広務に誘われて、復党しました
が、自民党議員としては脛に傷を持つ男になってしまいました。加えて、三流大臣(地方創生相)とは、言え、閣内にいるので、トップの安倍総理に反旗を翻して、総裁選出馬は、組織の中では筋が立たないでしょう。
次の総裁選に出るつもりだったら、幹事長を首になった時点で、入閣を固辞すべきでした。そして、自民党の歴代の幹事長の中で、最も選挙に弱かったのが石破です。普通自民党総裁というのは、幹事長職で実績を挙げて、実力者になっ
てから、初めて、出馬の資格ができるものですよ。まあ、石破については、台湾の独立闘志の金美麗女史の言った「サミットに出す顔じゃない」というのが本質をついていると思います。
結論から言うと、石破は動けずに、対抗話の安倍さんの無投票再選になるでしょう。もう党内では、無投票再選を織り込み済みで、次の内閣改造、人事に焦点が移っているそうです。
≪安倍総理の健康について≫
木曜発売の週刊文春で「総理吐血」の記事がトップに載っていました。普段週刊誌を買わない私も、気になって買って読みましたが、最近の話かと思ったら、6月の話じゃないですか(笑)まさに「真夏の夜の怪談」です。ここ数日の出
来事なら心配ですがね。6月と言えば、安倍さんが安保法制で一番苦労していたころですよ。馬鹿な憲法学者が、集団的自衛権を違憲だと妄言し、支持率は下がるわ、日本中の各界の著名人が反対を表明する。8月15日には、安倍談話
を潰そうとして陛下が手ぐすね引いている。こんな状況なら、強いストレスと緊張感から、吐血をすることはありますよ(笑)総理だって人間です。そして、吐血したから死ぬものではありません。
日本で初めて、創価学会を批判し「創価学会を斬る」を出版した、政治学者の藤原弘達氏は、創価学会の嫌がらせと、当時自民党幹事長だった田中角栄の圧力で、47歳の時に、「バケツ一杯の吐血」をしたそうです。しかし、その後7
7歳まで生きていました。安倍総理は8月12日に地元山口で「再選に意欲を示し」最低2018年までは頑張る強い意欲を見せました。
政局がらみか?倒閣運動か?第二次安倍政権発足後から、「総理健康不安説」は幽霊のように出没します。確かに潰瘍性大腸炎は、難病ではありますが、最初は、慶応大学病院の主治医が、「潰瘍専門」の医師から、「腫瘍専門」の医師
に後退したときに「すわ、大腸がんか」と噂が飛び交いました。これは、素人の短絡的発想で、最初の潰瘍専門の先生が、北里大学に転出され、主治医を引き継いだお弟子さんが偶々、腫瘍専門というだけの話です。
その他、おむつをしてるとか、「総理動静」でジムに行ってることになってるが、実は点滴を受けていたとか、想像力が逞しすぎて感心します。総理も自分の健康は自分が一番よく知っているはずです。健康的に限界ならば、再選を否定
するだろうし、早くから後継者を育てているはずです。

総理の意中の後継者は稲田朋美政調会長だそうで、健康不安なら、早くから、稲田さんに帝王教育として、外務大臣などの枢要ポストを経験させているはずです。
文春の記事には総理がトイレに行く回数が半端ないとありましたが、潰瘍性大腸炎とはそもそもそういう病気じゃないんですか?
この春に得た情報では、総理は地元長州の元老だった山縣有朋の研究をしているとありました。確かに、「憲法改正」したら、ただの元総理ではなくなります。ワンランク上の元老でしょうね。
私は、「憲法改正」して、長期政権となって、日本初の女性総理の稲田朋美を指導する元老になってほしいと思います。
総理は、申酉空亡ですから、申月=8月、酉月=9月は嫌なことが多い月、その割には、安倍談話で、内閣支持率は上昇するわ、談話を支持する国民が57%に達するわで見事な実績を残しました。
「安保法制」を成立させた後は、長期スパンで「憲法改正」を、短期で「共謀罪」を成立させてもらいたいと思っています。

以上



以上
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