題名:アニメや漫画の、作り手の教養や背景
>キャンディ キャンディ
主人公の引き取られた先の名家の親戚の姓が「コーンウォール」(イギリス南西の端にある地域名)で、スコットランド
(ほぼ反対側の端、北部)のバグパイプを吹くという設定は、少しでもイギリスのことを知っている人達には失笑物
です。
熱烈なファンが多い「ガ○○ム」も、明らかにヨーロッパの女性の名前を男性につけたりして、ドン引き。
しかも「決め科白」「雰囲気」の洪水で、「これは分かる人にしか分からない暗号でもあるのか?」と首を傾げたりも。
子供の頃、そういうアニメや漫画の「これ、おかしくない?」というものについて、「大人が作って大きな放送局や出版社が提供しているのに、
どうしてこんな間違いがあるの?」と親や周囲の大人に尋ねたところ、「だから、アニメや
漫画の中身を鵜呑みにしちゃ駄目なんだよ。自分で勉強したり調べたりすることは大事、
じゃないと間違いがわからなくてそのままになるからね」と言われた事が。
今回の騒動で思い出しました。つまり、企画段階から制作・配給にいたるまで、「汚 鮮」が激しいから指摘できる人間がいないという事だったんですね…。
先日、よそのお宅で子供がど○えもんのDVDを見ていて、しずか ちゃんの髪型を「おさげ」と形容していて驚きましたが、つまりはそういうことなんでしょう。
子供の環境にも、言葉や文化をゆがめて伝える魔の手のようなものが忍び込んでいるようで、何とかならないかと考えてしまいます。
かつては、児童文学には「赤い鳥」「全集」ほかの質の高い運動があって、情操も語彙や読解力も育ててくれたんですけれどね。
(旧仮名遣いの物語本が面白く、家の本棚から勝手に引っ張り出して読んでいた小学生時代も思い出しました…。)
◆この記事に興味を持たれた方はクリックをお願いします!
◆冷静に政治経済を語ります
◆占い専門ブログです
【一般読者様へ】
鑑定の御相談は下記メアドまでご連絡ください。 尚、携帯電話からメールする人は必ずドメイン設定を解除してください。
harunohi807@gmail.com