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伏見様及び読者の皆様:
片目のダヤンです。皆様の中にも1月20日深夜から翌日21日の早朝にかけて、眠たい目を擦りながら、
第45代ドナルド・トランプ米国大統領の就任演説をテレビ放映で観た方は、多々いると思います。
私も飼い猫(配偶者は熟睡)と一緒に拝見しました。
前回のイギリス首相テレーザ・メイの演説と比較すると、かなり「ラフ」な言い回しで、「ラフ」な発音・抑揚。
それで、比較言語学的見地から両首脳が発した表現の「相違点」を見出すのではなく、
両首脳の演説から強調部分の「合致点」を書き出してみると、驚愕の一言。
「自国をもっと強くする」「自国に移民は一切、受け入れない」「自国の労働者を積極的に守る」
「自国製品を世界に売る」「自国をもっと豊かにする」「自国がいつも一番」等々。
ここでのキーワードは5つ。強烈な「大衆迎合主義」(populism)「保護貿易主義」(protectionism)
「孤立主義」(isolationism)と「中産階級の消滅」(extinction of bourgeoisie)や「貧困層の拡大」(expansion of the poor)への暗喩。
そして、私はイギリスもアメリカも「そんなに景気が悪いの」と、勘ぐってしまいました。
要は、大衆迎合主義、保護貿易主義、孤立主義や中産階級の消滅等といった難しい専門用語を
「耳障り」な雑音にするにするのではなく、言葉を変えて民衆に判り易く「耳を傾ける」ようにさせただけ。
もっと、判り易く云うと。民衆を巧みに先導・誘導・洗脳する「笛吹き」(piper)の役割と上からの命令・指令・指導を
従順に受け入れる「ヒツジ」(sheep)こと民衆の代弁者の役割も同時に両首脳が演じているところ。
それを近い言葉で表すと、両性具有こと「アンフィビアス」(amphibious)の時代が到来したかもしれない。
なお、この単語には「水陸両用車両」の意味もあり。東京ではスカイツリーと隅田川間で運行している。
そこで、最初の命題である「孤立主義という名のイスラエル化(Israelization)」に戻ります。
先ず、イスラエルはイギリスから独立した1948年以降、絶えず隣国と戦ってきた。
それは、助けてくれる隣国は存在せず、信頼できる仲間は、数万マイル先のアメリカだけ。
だから、孤立無援で常に、四面楚歌のような状況化に置かれた。現在もそう。
一方、日本は江戸時代の始期、慶長8年から終期の慶応3年までの264年間、世界から孤立した長い歴史がある。
勿論、この間、諸外国との戦争・紛争は史実で確認する限り、なかった。ここで「孤立」とは、二つの側面があることが判る。
一つ目は、助けてくれる者や仲間がいないから、自国防衛のために隣国に戦争を仕掛ける国。
これがイスラエルで、彼らの軍事戦略は、「先制的防御攻撃」(preemptively defensive attack)。
これはいつも変わらない。従って、一つ目の孤立の側面は、「戦争」。
二つ目は、助けてくれる者や仲間が始めからいないんだから、自国は自国で守るしかない。
だから、隣国とも一切、付き合わない。これが江戸時代下の日本と、私は考える。
しかし、日本は明治時代の日清・日露戦争の勝利体験や成功体験を軍事戦略の礎として、第二次世界大戦に参戦してしまう。
本当に、歴史は皮肉の連続としか言えない。従って、二つ目の孤立の側面は、「平和」。
ここでの纏め。私が英米首脳の演説の「孤立主義」から導き出した結論。
彼らはイスラエルの如く、自国から戦争は仕掛けない。また、江戸時代の日本の如く、世界から孤立もしない。
彼らは、自国との条約締結国や同盟国(準同盟国を含む)同士が争っている間に直接関係のない第三者である英米国が
その「利益」を横取りすること。即ち、シナリオありきの「漁夫の利を得る」しか見えてこない。彼らは実に狡猾な手段を取る。
次の命題の「中産階級の消滅」と「貧困層の拡大」へ。これの糸口を示唆してくれたのは、NYタイムズの記者。
この若い記者は、トランプ政権の閣僚名簿を一瞥するなり、こう叫んだとか。
「こりゃ!3Gの秘密クラブだ!」その3Gの定義とは、以下の通り。
① 「超大富豪」(Gazillionaire)。このギャズィリオン(gazillion)は、アメリカ口語表現で、
膨大で途方もない数字が由来。億万長者(billionaire)を超えて、信じられない金持ちのこと。
推定金融資産(不動産資産も含む)は一千億円以上。限りなく近い表現に「ウルトラリッチ」(ultra rich)がある。
② 「ゴールドマンサックス出身者」(Goldman Sachs)。サラリーマン時代、会社が外国運輸金融保険共同組合に属していたので、
この日本支店の担当者にその会合で遭遇したことがある。そして、この輩曰く、
「ボーナスで10億円得ることは、フツーじゃないの?」とか。なお、彼の現在の消息は、判らない。
③ 「将軍」(General)。海兵隊や軍隊で、筋金入りの軍人が将軍職に就いていたことから、このGの名が付いた。
皆様は、この特徴的分類を見て何を浮かべますか?私には、「アメリカを再び偉大な国にする」
「ワシントン政治を国民に戻す」といったトランプの選挙公約自体が、そもそも始めから
「偽りでゴマカシ」(smoke and mirrors)だったとしか、解釈できない。
そして、ブッシュ政権の時(日本では小泉政権時)に始まった中産階級の没落がより顕著に拡大して、
貧困層が更に増加するのが目に見えている。要は、隣国や外国企業を敵と看做すことで、
「経済格差」と「国家分断」の対立二者感情を国民の間で浸透させ、民衆を完全に惑わす。
これが私の認識したトランプ戦略。彼の大統領就任前のツイッター戦略は、
敵と味方を瞬時に判断する「瞬間識別方法」だった訳でしょ。
最後に纏めを。私は英米首脳が推進する国家戦略が今後、上手く行くとは思えない。
必ず、どこかで「ドンデン返し」と「シッペ返し」が来ると思っているから。
それは、来年の2018年又は再来年の2019年かもしれない。
両者とも隠れた「第四権力」と云われるマスコミを過小評価し過ぎているのがその主原因。
でも、一つだけ云えること。テレーザ・メイもドナルド・トランプも2020年の東京オリンピックには、来日しない・できない。
何故なら、二人とも既に退陣しているから。では、片目のダヤン
長めの追記。「ヤクザ10億・商社20億」これはサラリーマン時代、ある公安関係者から聞いたこと。
つまり、相当額のカネの「出所」が確認出来た時点で、ヤクザや商社マンがそれを必死に追うこと。
要は、*出所混同をすること。これを小和田恒によるスイス・バーゼルでの天皇家資産8兆円ネコババ騒動
(ウチの飼い猫も顔負け)に当て嵌めると、既に英米諜報機関の連中が動いていると解釈したほうが、無難。
このオチは、イギリス情報部が小和田恒の**ダブルを作り上げ(朝メシ前)、CIAがオンナ絡みのスキャンダルで
スイス金融担当者を脅して(これも朝飯前)、必要書類に署名をさせて、一件落着かも?あと、これは本当の話。
ここ2週間程、スイスフランとイギリスポンドの値動きがチョー怪しい。これってやっぱり?
ここから推理できること。イギリスとアメリカは、天皇家の8兆円資産をほぼ全額スイスフランに換金した。
それも両国政府名義で。それをもって、スイスフランのFXトレードに参入。もうお判りですネ。
そのポジションを「買い」にしても「売り」にしても、50㌫の確率で確実に儲かる。
そして、その利益分だけを自国通貨(ボンドやドル)に換金。だから、元金のスイスフランはそのママ。如何でしょうか?
*カネの出所をグチャグチャにして、区別を無くしてしてしまうこと。法律用語。
**故横山やすしの口から上は、小和田恒にソックリ。意外と、「異母兄弟」だったり。でれでれ草様、写真照合をお願いします。
*写真はトランプと末っ子(10歳)のバロン君
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