伏見様及び読者の皆様:
片目のダヤンです。「今回は戦争のニオイならぬ【空爆】のニオイ」を綴ります。その理由は、
民主党政権から送られて来るメルマガ内容がここ数日間、「北朝鮮への脅威と非難」に変貌しているから。
従来なら、オバマケアを廃案にした共和党トランプ政権への罵詈雑言に終始していたのですが。
この様変わりって、何でしょうか?まるで、創価学会信者がマルクス主義者やイスラム教徒に改宗する感じ。
私が思うに、これは党派を超えた民主党有権者に対しての「世論形成」への第一歩に他ならない。
戦争経済という名の「クスリ」が切れてしまったアメリカは最早、手っ取り早い朝鮮半島を火薬庫にするしか選択肢が残されていない。
そのメルマガにリンクして、先週末からクラウゼヴィッツの「戦争論」日本語訳の読み返しをしています。
の再読の仕方は、昔読んで共感・共鳴した部分に線を引くクセと、そこにコメントを記載。
従って、そこを読み返すだけ。始めから最後までは、決して読み返しはしません。要は、時間と体力の無駄だから。
そんな中、「戦争は政治の延長である。政治で決着が付かないからヒトは戦争をする」には、
クエスチョンマークと他の理由もあるハズとのコメントが記載されていました。
私の現在の見解はその当時と同じで、こう解釈します。
「戦争は確かに政治の延長であるが、その双方当事者に予め資金援助をする者が存在する。
従って、ヒトは政治が決着しないから戦争をするのではなく、始めから戦争をするように仕向けられているのだ
要は、戦争遂行は戦争惹起が必要十分条件であること。
マスコミでは盛んに北朝鮮への経済封鎖政策で、国連やトランプ政権でも中国を名指しで非難して、
北朝鮮と中国間の交易(貿易)を止めさせる旨の報道を繰り返しています。でも、これは只の「ウソとゴマカシ」
(Smoke and Mirrors)ですね。因みに、この用語はイギリス発の「手品ショー」がその由来とされています。
ロシアの「ウラジオストク港」や「ナホトカ港」と北朝鮮の「チョンジン港」や「ハムフン港」間で、
どれくらいの船舶群が運航しているか否か誰も知ろうとしないし、報道も決してされない。
私が昔の海運ルートを通じて、把握した船舶数は以下の通り。
●コンテナ船舶→6隻(一週間の平均寄港数)
●バルク船舶→8隻(同上)
これを海運業界の頻度度数(frequency)で計算すると、日本の五大港(東京・横浜・名古屋・大阪・神戸)までの
レヴェルまでは達していないけれど、台湾の「キールン港」や「カオシュン港」の平均値と同じくらい。
だから、北朝鮮にとって物資不足(お得意の軍事物資も含む)は存在しない。
つまり、世界最高支配階級の誰かがロシアを通じて、北朝鮮へ資金援助を続けていることに他ならない。
このオチは、大陸弾道弾ミサイル(ICBM)の表面に記載されている「ロシア語」表記をペンキで、
「朝鮮語」に書き換えていることだったりして?座布団、1枚を朝鮮女子アナ(年配の方)と金正恩指導者に2枚進呈!
そして、この世界最高支配階級の手口をもっと判り易く説明すると、以下の通り。
① 東西冷戦のように必ず、二つの勢力を作り出す。
② そして、互いに戦わせ、そこから利益を取る(負けた方と勝った方から)。
③ だから、彼等は戦う双方当事者に資金援助する。
ホントこれは、第一次世界大戦から第二次世界大戦、中東戦争の勃発、ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガン戦争、イラク戦争、
ISテロ紛争等まですべて、同じ図式。次回は、読者様(卯月さん)への回答で、「宮沢のご自慢の英語力を斬る!とオマケの麻生」を綴ります。
では、片目のダヤン
*写真はベトナム戦争の北爆
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