伏見様及び読者の皆様:
10代後半の頃に読んだナチス関連の著作で、未だに記憶に残っている記載。それは、ナチス政権下、
ドイツ国内又は国外への移動(旅行)が許された者は、「科学者」「哲学者」「作家」の三種の職業だけだった。
これは何れの職業も「ヒラメキ」「ワクワク」「ハラハラ」「ドキドキ」を探究する職業だったと、その記載。
ちなみに、私がその10代後半に読み漁った松本清張や開高健は、取材と評して「全世界」を旅行していた。
特に、清張のフリーメイソンとバチカンの不可思議な繋がりを綴った「ロンドン紀行」や開高のイスラエルでの
「アイヒマン傍聴記」は、現在読み直しても色褪せていない。これは、「自宅兼職場」の時間軸や空間軸の間では、
何も生まれないことでしょうネ。
今回、家内の事情でこの連休期間、クルマで自宅と宮城県石巻市の往復約980㌔を移動しました。
その帰路、栃木県を超えて埼玉県に入った時に「ヒラメキ」があった。BGMは、ジャズ・コールマンが指揮した
「ザ・シンフォニック・ピンクフロイド」。これは、名CD盤の分類に確実に入る。
往年のポルノ女優―風祭ゆきの映画化。そして、その題名が「開封された38年後のファンレター」。
彼女のことは以前にも記しました。一方、私が高校時代にかなり「ハマッタ」女優の一人。もう一人は、
ドミニク・サンダ。そのことから当時、私は東京都武蔵野市で「ネピア・ティッシュ」を一番、消費した男子高校生と評された。
勿論、ティッシュは当時なかった「大人買い」で、一回で2箱購入。現在は、5ケース入り。
そして、このへんが隠れた潜在的マーケット需要(高校生他、多数のオナニストを含む)が筑駒(筑波大学付属駒場高校)→
東大法学部に進学した同製品を供給した大王製紙の若社長の人生を狂わせてしまった。
当時、営業をしなくてもネピア・ティッシュは売れに売れた。何しろ、男子高校生の勉強部屋から
日本中のあらゆる風俗店まで、制圧したのだから(1970年代後半から1980年代全般)。
このオバカな若社長は、ギャンブルで身を滅ぼしてしまう。別の表現を借りれば、「ギャンブルで溶けた男」。
現在は、出所したのかしら?それと、コイツと同じ東大法卒の「林修」もあと、2年で終わり。理由は、
自前のカードを「すべて」出し切った者には、もはや「糊しろ」は残っていない。
このへんに気付いていない在日朝鮮人は、やたらに多い。在日中国人もそう。
それで、本題の「開封された38年後のファンレター」を。経営破綻した日活のOB・OG会が東京都世田谷区の三軒茶屋で開かれた。
その席上、照明係だった年配の男性(森本レオが適役)曰く、「ゆきさん、ボク日活がダメになった時に一つのダンボールを貰ったんだけど。
その中にギッシリ、アナタのファンレターが入っていた」
風祭ゆき曰く、「ソレって開封しなかったの?」「だって、アナタの名前が綴られていたから」と、照明係。
後日、風祭ゆきの自宅にはファンレターがギッシリ詰まったダンボールが、宅配便で届けられた(この役は水道橋博士)。
38年前(2016年―1978年=38年)のファンレターを読み終えると、風祭ゆきは一つの感慨に浸る。
「このオトコ達って、未だ生きているのかしら?」と。
そこから、過去を巡る旅が始まる。彼女の出身高校(都立戸山高校は有数の進学校)の同級生である弁護士や公認会計士や
弁理士の「ツテ」に頼る。しかし、追跡身元確認できたのは、300通のうちたった「5通」だけ。
その男たちに風祭ゆきは、会いに行く。
その理由は、当時、300名の9割以上が下宿やアパート住まいだったため。
ある者は、総合病院の医院長。また、ある者は代議士から企業経営者まで。でも、残りの2名は、
リストラと離婚を経て、人生のドン底にいる者とステージ・フォーまで進んだ末期のガン患者だった。
彼女は、38年後に巡り会えた男たちにこう言う。「アタシのファンでいたことに感謝申し上げたい」と。
そして、昔のファンの発言は様々。ある者は、「今からでも直ぐに出来ますが。如何でしょうか?」
「あら、そうなの?」と、風祭ゆき。ポルノ映画を巡る人間模様―それが「開封された38年後のファンレター」。
映画監督―村西とおるが望ましい。私の俗名:21世紀最後の「保守エロス」
主演女優―風祭ゆき
助演男優
① 西田敏行(院長役―3浪を経て入った医学部2回生の時に留年が決まってしまう。そんな時に、風祭ゆきの映画で癒された)
② 中井貴一(代議士役―親のツテで自民党代議士の秘書になるが、日々理不尽のことばかりで嫌になっていた。そんな時、風祭ゆきに癒された)
③ ビートたけし(ガン患者役―嘗て、一世を風靡したコメディアン。売れない浅草時代、風祭ゆきの映画をかぶりつきで観ていた)
④ 北大路欣也(企業経営者役―親の会社に縁故で入社するが、女子社員へのセクハラで札幌支店に飛ばされてしまう。そんな失意の日々、風祭ゆきの映画を観ていた)
⑤ 水道橋博士(リストラ・離婚の人生のドン底役兼宅配便のドライバーの役。高校時代からポルノ脚本を風祭ゆきに送り付けていた)
⑥ マツコ・デラックスーゲイの代議士役。中井貴一のボスで「アタシを後から突きなさい」が口癖。
助演女優―馬場典子(元日テレアナ―風祭ゆきの若い頃)
その他二役―前述の森本レオや弁護士・公認会計士・弁理士の役を助演男優の誰かにする。
その他脇役―私、片目のダヤンを始め、読者の方々―通行人やエキストラでもいいから、映画に出たいですよネ。
BGM-ジャズ・コールマン指揮の「ザ・シンフォニック・ピンクフロイド」
「映画配給会社の方」へーコレを会議に掛けて下さい。そして、反対者が多いほど、その映画はコケズにヒットする。これが「ダヤンの法則」。
「東映の高橋健部長」へーコレが映画化されたら、私が2019年に上梓する「ピンク・オン・ザ・ブリッジ」の映画権を無条件で、譲渡します。
「高須クリニック医院長」へー映画の中にサブミナル効果っぽい御社のCMを入れて下さい。
「皮被りは国家犯罪者」や「貧乳から美乳のオンナ」とか。タニマチ効果を期待。
では、片目のダヤン
追記
① エロスラブの反対語は、皆さんご承知の「アガペーラブ」。でも、この線引きが難しいですね。隣人愛も人類愛も何処で、
「エロス」と「アガペー」に分かれるのか。博学の方、レクチャーして下さい。
②人生は刑務所の塀の上を「平行棒」を持って歩くようなもの。だから、人生は死ぬまで判らない。
でも、それがあるので、人類は長続きしているかも。これは、最近の心境。
*写真は往年の日活ロマンポルノの看板女優、風祭ゆき
http://fushimiakimasa.hatenadiary.com/
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