昨日は、アメリカのキング牧師でしたが、今日は、日本で活躍した故力道山です。
ご存知の様に力道山は、戦後、プロレスと言うショースポーツビジネスを日本で始め、ジャイアント馬場
アントニオ猪木に継承し、日本にプロレス興行を定着させたパイオニアです。
彼の命式を見ていきましょう。
力道山
1924年11月14日生まれ(39歳没)
上 中 下 宿命星 十二運 吉凶星
年柱 甲 子 癸 印綬 偏官 絶 隔角
月柱 乙 亥 壬 偏印 正官 胎 天乙貴人 天徳貴人 孤辰 駅馬 亡神
日柱 丁 酉 辛 偏財 長生 天乙貴人 文昌貴人 咸池
時柱 甲 辰 戊 印綬 傷官 衰 月徳貴人
【辰巳空亡】
【命式解説】
大相撲の力士を自主廃業し、プロレスラーに転向し、折からのTV普及の波に乗って、興業を大成功させ、
戦後日本のヒーローとなりました。詳しい事歴は省きます。
天乙貴人2個。天徳貴人と月徳貴人のペアで天乙貴人、実質3個の天乙貴人は、プロレスと言うビジネスを大成功させ
晩年は「リキパレス」と言うマンション事業まで成功させた、偉大な事業家の天運を現しています。
珍しいのは、命に係わりそうな、凶星も見当たりません。
★しかし、ポイントは、彼にも、印星が3個以上あり、その突然の非業の死が、印星の行運(月運~時運)に導かれたことです。力道山は人気の絶頂期の1963年12月8日の夜10時30分に東京赤坂のナイトクラブで、暴力団住吉会の村田勝志と諍いに成り
ナイフで腹部を刺され、その傷がもとで死亡しました。
その日にち時刻の運気の動きを見てみましょう。
1963年12月8日PM22時30分
上 中 下 宿命星 十二運
年柱 癸 卯 乙 偏印 比肩
月柱 甲 子 癸 劫財 偏印
日柱 乙 酉 辛 偏官
時柱 丁 亥 壬 食神 印綬
印星の運気の来た年(偏印)の印星の月に事件が起こり(偏印)、事件の起こった日の印星の時間帯(印綬)に
致命傷となるナイフによる刺し傷を負ったことになります。
病院で治療を受け、一旦持ち直しますが、7日後の12月15日の夜21時50分に様態が急変してなくなりました。
1963年12月15日PM21時15分の運気です。
上 中 下 宿命星 十二運 吉凶星
年柱 癸 卯 乙 劫財 傷官
月柱 甲 子 癸 食神 劫財
日柱 壬 辰 戊 偏官
時柱 辛 亥 壬 印綬 比肩
★亡くなった日の12月15日は、奇しくも力道山の晦気(命を失う時期)の壬辰の日でした。そして、息を引き取ったのが、印星の時間帯(印綬)でした。
★理解しやすいようにかなり単純化して説明しましたが、私が言いたかったのは
凶星もなく、ゴージャスな、命式の社会的成功者も、命式に印星(印綬と偏印)を3個以上もつ場合は
印星の行運(大運、年運、月運、日運、時運)が巡ってくると、時には生命に影響する運命の激変が避けられないという事です。
明日は、その話題の中心の、「嵐」のメンバーX氏本人を明かして斬ります。
続く
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